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自然保護とインバウンド利用者数増加を同時に実現
環境省は、5月24日、国立公園全34公園についての「2018年国立公園のインバウンド利用者動向」を発表しました。
同省では2016年に、「国立公園満喫プロジェクト」をスタート。プロジェクト開始以来、インバウンド利用者数は最大の伸び率を達成しました。
インバウンドに国立公園は「大変満足」
この調査は、観光庁の「訪日外国人消費動向調査」及び日本政府観光局(JNTO)が公表する「訪日外国人旅行者数」のデータをもとに推計。
2018年の国立公園のインバウンド利用者数は、前年比94万人、15.7%増の約694万人となり、全国のインバウンド数の伸び率8.7%増を上回ったことが判明しました。
また、同省は、2018年5月~2019年2月の間、阿寒摩周、十和田八幡平、日光等、8公園及び8公園に準じる支笏洞爺等、3公園を訪問したインバウンド利用者を対象に、満足度・宿泊日数等のアンケート調査を実施。
国立公園滞在における全体の満足度は7段階あり、そのなかで最も高い「大変満足」の割合が48.5%にのぼったうえ、宿泊日数がやや伸びていることもわかりました。
同省は、2020年までに国立公園のインバウンド利用者数「1,000万人」を目指しています。今後も引き続き、インバウンド受け入れ環境の整備や、国立公園の魅力を発信することで、環境保全と利用数増加、双方の実現に努める考えです。
(画像は写真ACより)
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▼外部リンク
環境省 プレスリリース
https://www.env.go.jp/press/106802.html
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