ポケトークの価格 | レンタル・購入での違いを比較・導入事例も解説

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ポケトーク(POKETALK)は海外旅行へ行く方はもちろん、インバウンド関連事業者からも関心を集めています。
この記事ではポケトーク翻訳機能や、購入する場合とレンタルする場合の価格の比較、後継モデルのポケトークWの性能、実際の導入事例を解説致します。

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ポケトークとは?翻訳機ではなく「通訳機」

インバウンドが加速している昨今では、外国人にストレスを感じさせないための多言語対応の重要性が増しています。まずは、施設の経営者の強い味方になってくれるポケトークの概要を紹介していきます。コストパフォーマンスの高い設備投資と言えるポイントを見ていきます。

▲POCKETALK公式サイト
▲POCKETALK公式サイト
ポケトークはその場で話した言葉を、瞬時に翻訳してくれる通信機器です。

3Gと4Gのモバイルが内蔵されており、わずらわしい設定をせずに128の国と地域で使える優れものです。

Wi-Fiやテザリングにも対応しており、ポケトークに向かって話された言語がインターネット上で飛ばされ、文字化されることで最適なエンジンで翻訳をおこなえる状態となり、瞬時に通訳されます。最近ではインターネット上の人工知能も、瞬間的な翻訳を実現していますが、扱える文章が長いという点がポケトークの魅力です。

操作方法

ポケトークは設定をおこなう必要がなく、次の3つのステップを踏むだけですぐに使えます

  1. 充電する
  2. 電源を入れる
  3. ボタンを押しながら話す

非常に高性能である反面、携帯電話のように箱から出して充電すればすぐに使えるため、あとはボタンを押しながら話すだけです。

使い方については、こちらの記事で解説しています。

翻訳機ポケトークWの使い方|基本操作と手順・各種設定方法・翻訳精度を解説

POCKETALK(


ポケトークの価格

ポケトークは、POCKETALK Wが24880円、POCKETALKは24800円で購入することができます。さらに、ケータイやスマホのような契約も、通信料金も必要ありません。

レンタルする場合の価格

商用や業務を目的とする法人であれば、ポケトークを次の金額でレンタルすることも可能です。

POCKETALK Wは、国内SIMかグローバルSIMのどちらを利用するのかによって価格が変化します。

POCKETALK W単体の参考価格が1台あたり月額 3,000円、POCKETALK Wと専用国内SIMのセットであれば月額4,000円、POCKETALK Wと専用グローバル SIMのセットは月額 5,000円で利用できます。

購入する場合の価格

レンタルで利用することもできるポケトークですが、約3万円で購入すると2年間使い放題になるという特典も用意されています。

専用グローバルSIMを併せて使えば、世界105の国と地域でWi-Fiがない状態で使うことも可能です。

2,980円でつけられる端末保証も用意されており、もう少し金額を抑えたいという方には、型落ちとなりアウトレット価格で販売されているPOCKETALKもおすすめです。

ただし、業務で使う場合にはライセンス関連費が必要となり、POCKETALK W単体で50,000円、専用国内SIMとのセットが70,000円、専用グローバルSIMとのセットが80,000円となります。

ポケトークWとポケトークの違い

先ほども触れたように、POCKETALK Wの1つ前のモデルがPOCKETALKです。

  • 63言語から74言語に対応できるようになった
  • ディスプレイが1.3インチから2.4インチへと大きくなった
  • タッチパネル機能搭載
  • 言語音声機能の向上
  • 4G/LTEに対応
  • 最大で7.5倍通信速度が早くなった

以上が変わったポイントです。

購入する場合には値段に大きな違いはありませんが、POCKETALKはアウトレットで購入することもできるようになっているため、安く買うことができます

ポケトークの導入事例

最後に、ポケトークが活躍している場面を2つ紹介します。

導入事例1: 小田急プラネット

扱われる数多くの言語に対応するために、ポケトークを導入した施設が小田急プラネットです。多くの外国人が訪れる小田急プラネットでは、地道な社員教育によってインバウンド対策をおこなおうと考えていましたが、訪れる外国人旅行客が増加したことでポケトークの導入に踏み切りました。

翻訳できる言語の数が50言語と豊富であり、どの従業員でも簡単に扱えること、ネイティブな音声でも文章として表示され、20回分の履歴が残ることがポケトークを採用するに至った経緯とされています。

現在では、一日の平均乗降者数が340万人を超える巨大ターミナルの新宿駅に直結する大型商業施設のなかで、インフォメーションカウンターや免税手続きカウンター、エレベーター案内など、外国人旅行客におもてなしを表現できる場所でポケトークが活躍しています。

導入事例2: かんぽの宿 熱海

ポケトークとエージェントの力を借りて、一気に外国人旅行客獲得の数を伸ばしたのがかんぽの宿 熱海です。

かんぽの宿 熱海は小田急プラネットほどさまざまな言語が飛び交うわけではありませんが、中国やオーストラリアの団体客を誘致するエージェントと提携によって増加した来訪客に対して、ポケトークを使った多言語対応をしたことで、高い満足度を獲得することに成功しています。

接客で使用するフレーズを英語と中国語の2パターンで、昼礼にてスタッフ全員で唱和していたほどで、言語対応らしいの社員への教育や研修は行なっていませんでした。しかし、ポケトークとエージェントの力を借りることで、スピーディーなインバウンド対策とし、確かな実績として実を結んでいます

ポケトーク導入で多言語対応し、訪日外国人への対応を!

訪日外国人の急増が間近に迫り、多言語対応がインバウンドのキーを握る時代に突入しています。そして、そんな時代に立ち向かう、施設の経営者の強い味方になってくれるのがポケトークというアイテムです。

ポケトークとはどんなものなのかをもっと知りたい、という方はもちろん、さらにお得に使いたいという方は価格コムなどのサイトを活用して、値段や評判を深掘りしてみることをおすすめします。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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