国慶節@台湾は10月10日:中国との違いを解説、10月は中華圏インバウンドのかきいれ時!

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国慶節とは、中国台湾の祝日です。英語ではNational Dayとも呼ばれ、建国記念日として位置づけられています。同じ名前で呼ばれる祝日ですが中国と台湾では異なる日取りになっています。

国慶節中国では10月1日台湾では10月10日です。それぞれの地域でのとらえ方にも大きな違いがあります。今回は台湾の国慶節について、中国との違いを交えつつご紹介します。


台湾の国慶節は10月10日

台湾(中華民国)では、国慶節10月10日と定められています。

また、名称も厳密には国慶節ではなく「国慶日」であり、「雙十節」「辛亥革命紀念日」などとも呼ばれています。

当日は台北総統府(旧・台湾総督府)庁舎前の広場にて国旗掲揚式典と祝賀パレードが開かれ、中華民国総統が演説をする他、夜には花火が打ち上げられるなど台北市内はお祭りのような雰囲気に包まれます。

台湾では国慶節関連行事の準備会が存在し、毎年異なるモーションロゴ(動くロゴ)を公開しています。

今年は蛍光の緑と紫でデザインされており、人気アニメ「エヴァンゲリオン」のロボットを彷彿とさせるとの声も一部では見られました。

▲中華民国賛国慶Facebookページより
▲中華民国賛国慶Facebookページより

台湾人は国慶節(国慶日)に何をする?

国慶日は多くの場合連休となるため、多くの台湾人は家族や友達と旅行に出かけます。台湾国内はもちろん、中には有給休暇などを上手く活用して一週間ほどの休みを取得し、海外旅行に出かける人もいます。

国内旅行では台湾のハワイと言われている墾丁、美しい大自然が遺る台東花蓮、離島の金門澎湖などが人気です。海外旅行では最も人気があるのは日本で、続いて中国、香港、タイ、ベトナム等となっています。

また、台湾の大手ECサイトである蝦皮(Shopee露天拍賣(PChome eBay)PChome等は国慶節に合わせてキャンペーンを実施することが多く、ネットショッピングも盛んに行われるようです。

台湾の国慶日と中国の国慶節で、日にちが異なるのはなぜ?

台湾を統治しているのは中華民国政府で、中国大陸を統治している国は中華人民共和国政府です。1644年より中国大陸を支配していた清朝は1912年10月10日に発生した辛亥革命により打倒され、それまでの君主制国家であった清朝に代わり、共和制国家である中華民国が誕生しました。

台湾の国慶日は、この日を記念するものです。

さらに、1949年10月1日には中華民国は中国大陸から追放されます。この日、中国共産党が北京にて中華人民共和国の建国を宣言します。現在の中国の国慶節は、この日を記念したものとなっています。

国慶日と国慶節は似たような名称ですが、実は記念する歴史上の出来事が異なっているため、必然的に日程も違うということです。

台湾と中国、インバウンドプロモーションで押さえておきたい違いとは?

中国ではインターネットの検閲が行われており、GoogleやFacebook、Twitterなどは中国からは閲覧できません。インターネットサービスは軒並み中国産のサービスが普及しています。最近ではWeiboWeChatが、日本のインバウンド向けプロモーションの領域でその名を知られるようになってきました。

一方台湾ではこうした制限は行われておらず、日本と同じようなインターネットサービスを利用することができます。特にFacebookは人気で、先に紹介したモーションロゴも国慶節関連のFacebookページにて公開されています。

旅行に関する情報収集もFacebookでチェックする人も少なくありません。情報発信の面で言えば、気になるのが言語です。台湾でも中国でも中国語が公用語ですが、両者はアメリカ英語とイギリス英語のような差があり、少しずつ異なっています。用いられる字も多少異なりますので、台湾人向けのプロモーションに中国向けの素材を流用することはあまり好ましくないとも考えられます。また、通貨や法律も異なりますので、関連する施策を検討する際には留意すべきでしょう。

台湾の祝日一覧

台湾の主な祝日には以下の8つが存在します。

名称 時期 2020年の日付
中華民國開國紀念日(中華民国開国記念日) 新暦1月1日 2020年1月1日
春節(旧正月) 旧暦1月1日 2020年1月25日
和平紀念日(228事件記念日) 新暦2月28日 2020年2月28日
兒童節(子供の日) 新暦4月4日 2020年4月4日
清明節(清明祭) 二十四節気の清明日 2020年4月4日
端午節(端午の節句) 旧暦5月5日 2020年6月25日
中秋節(十五夜) 旧暦8月15日 2020年10月1日
國慶日(建国記念日) 新暦10月10日 2020年10月10日

台湾の法律では休日と休日の間に平日が1日だけ存在する場合、前の週の土曜日を平日扱いとすることで休日を連続させるとしています。また、祝日が土日と重なる場合は金曜日か月曜日に祝日が移動します。

これにより、祝日の日数こそ少ないものの、ほとんどの祝日は連休となります。例えば今年の国慶日は10月10日が木曜日ですが、土曜日に挟まれた金曜日は休日となります。結果として、土日と合わせると4連休です。

外国の祝日を把握して的確なインバウンド対策を

国ごとに定められた祝日は異なるため、インバウンド対策をしたい国の祝日や連休を把握することで、その国からの訪日外国人数の増減をある程度予想できます。

特に人口の多い中国や親日度の高い台湾は連休になると日本旅行に行く人も少なくありません。彼らの暦に合わせてプロモーションを打てば、より多くの集客につなげることができるでしょう。また当地の季節感を踏まえた対応は、訪日外国人により日本を楽しんでもらうことにもつながり、満足度向上も実現できるはずです。

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2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。

未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。

では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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