【中国】10月の大型連休「国慶節」2019年の人気旅行先は「日本」東京に”ジェイ・チョウ”ファンが集結する理由

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

中国の国慶節とは、毎年10月1日から約1週間の大型連休です。10月1日は、中華人民共和国の建国記念日でもあります。

2019年の7月、8月共に、単月で100万人以上の中国人旅行客が訪日しました。中国人にとって、夏休みシーズンも旅行シーズンではありますが、続いてくる国慶節は大型の連休ということもあり、積極的に海外旅行を検討する傾向にあります。

こうした背景から、国慶節は一年の中でもインバウンド業界に非常に大きな影響を与える期間です。今回は2019年の国慶節動向をご紹介いたします。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

中国における二大旅行シーズンである10月の「国慶節」

中国には、年2回1週間ほどの大型連休があります。

中国で最も有名な祝日である「春節旧正月)」と、10月頭から始まる日本のゴールデンウィークのような「国慶節」です。この2つの連休期間は、長期休暇として国内外に旅行する中国人が急増します。

春節の場合、実家に帰省して中国国内で家族団らん過ごす人が多い連休として知られています。それは家族や親戚との時間を大切にする文化的習慣がその背景にあると言われています。

その一方国慶節は、旅行市場にとって書き入れ時期として、中国人の旅行動向に注目が寄せられる期間です。昨年の国慶節期間には、中国国内旅行者は7.26億人に及び、消費額は日本円で10兆1,840億円でした。また同期間に海外旅行をした中国人は約700万人で、一昨年の人数からプラス100万人の記録を更新しています。

一年の中で国慶節は、大型連休で且つ習慣的な意味合いにおいても、非常に旅行向きな期間と言えるでしょう。

2018年国慶節:7.3億人以上が旅行、消費額は10兆超!事前予測で人気ランキング1位だった日本への旅行者数は…?

中国の建国記念日を祝う10月1日から1週間前後の連休「国慶節」。「十一黄金週」とも呼ばれるこの期間、例年の連休どおり中国国内、国外へと旅行する中国人旅行者の姿が見られました。今年は人気旅行先ランキング1位に日本がランクインし、この先のインバウンド需要にも期待が高まったのではないでしょうか。日本の店頭でも国慶節をお祝いするようなディスプレイが見られ、中国のSNSでも話題となっていました。2018年の国慶節の特徴をまとめます。インバウンド最大の中国市場は「旅マエ」にアプローチするのが重要!おす...


国慶節とは?1949年の建国を祝う

国慶節の「慶(簡体字:庆)」は祝賀する意で、漢字通りに「国を祝う日」という意味です。国慶節とは、毎年10月1日に祝われる中華人民共和国の建国を祝福する記念日です。

1949年10月1日に、毛沢東により中華人民共和国の成立が宣言され、天安門広場(北京)にて中華人民共和国の建国式典が行われたことに由来します。今でも10月1日には、天安門広場で国旗の掲揚が行われ、10年ごとの節目には軍事パレードが行われています。

一方、台湾においては、辛亥革命の発端となった1911年10月10日の武昌起義を記念し、10月10日を建国記念日(国慶節)としています。また香港やマカオなど、地域によって国慶節の日程や期間が異なります。

今年の国慶節期間は10月1日(火)〜7日(月)の七日間です。一般市民はこの長期連休を旅行の最適期間として捉えている人が多いため、日本に対するインバウンド需要の高まりに注目される連休となっています。

近年日本の店舗では国慶節にちなんだ文言を貼り出して、中国人観光客の取り込みをする様子も見かけられるようになりました。

国慶節@台湾は10月10日:中国との違いを解説、10月は中華圏インバウンドのかきいれ時!

国慶節とは、中国と台湾の祝日です。英語ではNational Dayとも呼ばれ、建国記念日として位置づけられています。同じ名前で呼ばれる祝日ですが中国と台湾では異なる日取りになっています。国慶節は中国では10月1日、台湾では10月10日です。それぞれの地域でのとらえ方にも大きな違いがあります。今回は台湾の国慶節について、中国との違いを交えつつご紹介します。目次台湾の国慶節は10月10日台湾人は国慶節(国慶日)に何をする?台湾の国慶日と中国の国慶節で、日にちが異なるのはなぜ?台湾と中国、インバ...


中国人の海外旅行熱、人気はタイ・日本・中華圏

多くの中国メディアで、今年の国慶節の旅行先として日本などが人気を集めていると報じています。あるオンライン旅行代理店によれば、国慶節に旅行を予約した人のうち、海外旅行予約者数は全体の60%以上だとしています。

また、中国大手オンライン旅行者「シートリップ」は、国慶節に向けた日本のビザ申請数が最多であるとしています。今月9月中旬時点の出国ビザ人気ランキングで、日本、シンガポール、韓国、タイ、マレーシア、米国、ベトナムの順で多くなっています。

ビザ申請したユーザーの4人に1人が日本を旅行先に選択しているとの情報もあります。ユーザーの都市別人数ランキングを見てみると、上海や北京、広州などが上位にランクインし、西安においては前年対比481%と劇的に増加しています。また、重慶や杭州、深セン、長沙、成都でも昨年の2倍以上の日本ビザ申請数となっています。

今年の人気旅行先で、ついに日本が人気首位に

シートリップが発表した、今年の国慶節における海外旅行先の人気ランキングでは日本がトップで、他タイ、イタリア、ロシア、トルコ、インドネシアなどがランクインしています。昨年の国慶節期間中の海外旅行先人気ランキング(同社)では、1位はタイで日本は2位という結果で、ここ数年日本とタイは首位争いをしています。

昨年の事前予測においては日本が一位でしたが、実際には国慶節期間に台風24号の影響でタイに追い抜かれた形でした。

人気歌手ジェイ・チョウ新作MV、聖地となった東京各地への客足に注目

9月16日、台湾の人気歌手ジェイ・チョウ(周杰倫)の新曲「説好不哭(Won’t Cry)」が配信され、そのミュージックビデオが東京で撮影されたとネット上で大きな注目を集めています。このMVのYouTube再生回数は、わずか2時間で1000万回に達し、爆発的ヒットとなっています。

MV撮影には日本人の役者が起用され、東京を舞台にした男女の恋物語が繰り広げられています。撮影場所には、東京タワーや皇居、高円寺、谷中銀座、パレスサイドビル屋上、スカイツリーの見える通りなどが映し出され、登場したロケ地が聖地巡礼の人気スポットになると話題です。

今回の国慶節を利用して日本を訪れ、ロケ地巡りを楽しむファンも少なくないでしょう。

まとめ

国慶節に海外旅行予約をする中国人旅行者が増えている一方で、中国国内旅行への関心も例年を大きく上回っているそうです。中国人が日本旅行するには、ビザ申請が必要で、移動時間も短くありません。中国は国土が広大なため、国内旅行であっても様々な自然環境や史跡が存在します。同じ時間をかけて旅行するのなら手続きの煩雑でない国内で済ませようと考える人も珍しくありません。

タイなどの海外旅行先に加えて、中国国内旅行の行き先も、年々多様化し充実してきています。これらのライバル市場に対して、日本はどのように差を付けていくかが今後の明暗を分けることでしょう。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる


訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

訪日ラボおすすめのセミナーや記事をご紹介します。

観光地域づくりに必要な”巻き込み力”とは?実例から学ぶ地域コンテンツの活性化ポイント


訪日外国人数は過去最大を見込んでいる2024年ですが、一方で誘客する企業や地域、自治体などでは今でも多くの課題に臨んでいます。

訪日ラボでも、山梨県(富士山)のオーバーツーリズム対策について、対策の重要性とそれに取り組む関係者の姿勢について取材をしてきたばかりです。

そこで今回は、地域産業や関係者を巻き込むことによって起きた地域活性化について最新のデータや情報をお届けします。

  • "巻き込み力"とは何か
  • 組織や地域で創り上げるコンテンツはどのようなメリットをもたらすのか

など、国内最大級の遊び予約サイト「アソビュー!」の専門家とともにこれからのポイントを徹底解説します!

詳しくはこちらをご覧ください。
観光地域づくりに必要な”巻き込み力”とは?実例から学ぶ地域コンテンツの活性化ポイント


【インバウンド情報まとめ 2024年6月後編】富士山の登山規制・通行料の徴収 7/1から開始 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年6月後半版レポートから、6月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

富士山の登山規制・通行料の徴収 7/1から開始 / 5月の訪日外国人数304万人、3か月連続で300万人超え【インバウンドまとめ 2024年6月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに