進化・拡大する日本旅行市場
JTB総合研究所は、「進化し領域を拡大する日本人の国内旅行 2019」の調査研究を9月25日に公開しました。インバウンドやIoT発達の影響で、日本人の旅行への意識がポジティブに変化していることが分かりました。

インバウンドの増加が国内旅行の宿泊数に影響
同研究所は、生活者の消費行動と旅行に関する、大規模な調査と分析を実施しました。
日本人による国内旅行市場は、2011年から2018年までの推移を見ると、旅行者数は減少傾向であるものの、消費額はほぼ横ばいとなっており、旅行への意欲は衰えていないことが分かりました。
旅行先は「遠方」が回復傾向にあり、宿泊日数「1泊2日」は2015年の54.3%から2018年は51.9%と減少し、「2泊3日」が28.0%から29.2%、「3泊4日」が9.7%から10.3%と増加傾向にあります。
これは、インバウンドの増加が要因の1つと推測しています。インフラ整備による利便性の向上、個性的な宿泊施設やプランの増加、文化交流促進など、若者を中心にインバウンドをポジティブに捉え、メリットを享受しています。
また、デジタルの発達による情報取得が容易になったことがあげられます。
進化する日本旅行のカタチ
そして、ビジネスと主張を合わせた「ブリージャー」、働きながらバケーションをする「ワーケーション」の増加があげられます。
業務旅行に付随した観光旅行者の人数は、14,725,000人で旅行全体の31.8%。消費額は4,856億円と推計されています。
(画像は写真ACより)
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▼外部リンク
JTB総合研究所のプレスリリース
https://www.tourism.jp/
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