【年間入場者数3,000万人超え】駐車場敷地を利用して東京ディズニーリゾートが拡張!チケット値上げも混雑緩和ならず、止まらぬ人気拡大

東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、日本を代表するテーマパークです。年間の来場者数は3,000万人を超えます。

両テーマパークを含む東京ディズニーリゾートでは、2022年に新アトラクションを含む新エリア「ファンタジースプリングス」をオープンすると2019年5月に発表しており、話題を呼んでいます。

この記事では、新エリアや新アトラクションについての最新情報、新テーマポートオープンの背景にある事情について解説します。

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東京ディズニーシーに2022年新エリア誕生!テーマは”魔法”

東京ディズニーシーでは、2022年度に大規模な拡張を予定しています。この計画の一部として「ファンタジースプリングス」と呼ばれる魔法をテーマとした新エリアが新たに開発中です。

東京ディズニーシーは「テーマポート」と呼ばれるテーマ別の区画を有しており、ファンタジースプリングスは8番目のテーマポートとして追加されます。ポート内には『アナと雪の女王』、『塔の上のラプンツェル』、『ピーター・パン』の3作品をもとにした4つのアトラクションと3つのレストランが造られる予定です。

さらに詳しく新エリアをみてみる!

3作品にもとづいてアトラクションやレストランが完成されるディズニーシーの新エリアですが、どのような特徴を持っているのでしょうか。

以下では、作品ごとに新アトラクションの特徴について紹介します。

  • アナと雪の女王
    アナとエルサにとってのメインステージであるアレンデール王国を舞台としたエリアとなる予定です。
    アトラクションはボート型の乗り物で、アトラクションの中では有名な主題歌や挿入歌が流れると考えられます。
    お城をデザインしたレストランもオープンするようです。
  • 塔の上のラプンツェル
    塔の上のラプンツェルについてのアトラクションは、ゴンドラ型で作品に登場するランタンフェスティバルを楽しむものとなる予定です。
    ランタンの灯りに照らされ幻想的な雰囲気を楽しめるアトラクションとなりそうです。
    レストランは作品に登場する「荒くれ者たち」の隠れ家をモチーフとしたレストランがオープン予定です。
  • ピーター・パン
    ピーター・パンのアトラクションは2つ計画されているそうで、1つはボート型の大型アトラクション、もう1つは小さな子どもも楽しめるアトラクションとなると言われています。
    前者はネバーランドの上空で海賊たちとの戦いを繰り広げる3Dアトラクション、後者はティンカーベルをモチーフとしているそうです。
    レストランはネバーランドをモチーフとしています。

海外のディズニーファンにも話題!東京ディズニーランドの”美女と野獣エリア”

現在、新エリアの構想が進んでいるのは東京ディズニーシーの大規模拡張プロジェクトだけではありません。東京ディズニーランドも同じく『美女と野獣』をテーマとした新エリアを開発中です

同エリアは東京ディズニーランドのエリア区分の一つである「ファンタジーランド」内にニューオープンする予定で、国内外のディズニーファンから期待を集めています。

以下では、美女と野獣エリアについての概要をまとめます。

美女と野獣エリアとは?

美女と野獣エリアは、ファンタジーランド内の一角にヒロインのベルが暮らしていた家や酒場を再現した村の形で開発されています。中でも約30メートルもある野獣の城は一際目を引くランドマークとなると考えられます。

具体的な建設エリアは「スタージェット」や「グランドサーキット・レースウェイ」の跡地です。周辺にはトゥーンタウンの新グリーティング施設やトゥモローランドの新アトラクションも建設される予定です。

  • 新ショップ&新レストランについて
    美女と野獣エリアには「ビレッジショップス」と呼ばれるショップエリアと「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」と呼ばれるレストランが建設されます。
    ショップエリアは劇中に登場したベル行きつけの本屋を含む3つのショップによって構成されます。レストランではガストンが登場する酒場をモチーフとした空間でさまざまな食事が楽しめるとなる予定です。
  • エリアの外観、城について
    フロリダ州のウォルトディズニーワールドでは日本よりも一足先に美女と野獣エリアが既設されています。
    また、30メートルもある野獣の城はシンデレラ城と同じく、パークを象徴する存在となりそうです。
  • 新アトラクションについて
    新設される美女と野獣エリアには「美女と野獣 魔法のものがたり」という新アトラクションが設けられます。
    同アトラクションはティーカップ型のライドに乗り作中の名シーンを巡るコンテンツとなっています。
    また、美女と野獣の登場人物をオーディオ・アニマトロニクスで世界で初めて再現します。オーディオアニマトロニクスは、世界のディズニーパークのアトラクションなどで使用されているロボットの名称で、新アトラクションは世界中のディズニーファンからの注目を集めています。

新エリア開発の目的は?増加するゲストの混雑緩和

今回の新エリア構想は、ゲストの増加による混雑を緩和するための対策としての、園内スペースの拡張に伴って生まれたものと言われています。

東京ディズニーランドは1983年の開業以降、着々と来園ゲスト数を増加させておりその混雑率は国内テーマパークにおいては圧倒的です。

2001年以降は隣接する東京ディズニーシーが開業し、2園体制でエンターテインメントの提供をしていますがいずれのパークも平日、休日を問わず混雑しておりこれはディズニーリゾートの人気の表れともいえるでしょう。

しかし、ゲストの満足度という観点では過剰な混雑は一人一人に対するサービスの質の低下やゲストが十分にアトラクションやグリーティングを楽しめないことにもつながるリスクがあるため、ディズニーリゾートではさまざまな混雑対策に取り組んでいます。

以下では、ディズニーリゾートの混雑について解説します。

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増加する入場者数、2018年には過去最高の3,255万人

年度別来園ゲスト数のグラフからはディズニーリゾートが開業以降、着々と来園者数を伸ばしていることがわかります。

来園者数が過去最高となった2018年には年間で3,255万人以上のゲストが来園しています。2016年度は1,460万人の入場者数を記録したUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)がこれに次ぐと見られますが、同テーマパークは入場者数を以降非公開にしています。東京ディズニーリゾートは国内でも圧倒的人数が訪れるテーマパークであることは間違いないでしょう。

東京ディズニーシーには海を模した人工池があり、東京ディズニーランドに比べて入園者が動ける面積が狭くなっています。隣接する敷地に立体駐車場を建設し、それまで平面駐車場として利用されていた土地の一部を新エリアにする計画です。

「値上げ」も混雑緩和対策

ディズニーリゾートでは混雑緩和対策として2010年代に4度にわたって入園パスポートの値上げをしています。

2011年にそれまで5,800円だった入園料を400円アップし6,200円に、2014年にはさらに200円値上げで6,400円、2015年には500円値上げし6,900円、続く2016年にも500円値上げを実施し、現在の入園料は7,400円です

これまでの値上げのペースを考慮すると、2022年の新エリア公開までには再度の値上げが実施される可能性もあるでしょう。

▲年度別来園ゲスト数:OLC GROUP HPより引用
▲年度別来園ゲスト数:OLC GROUP HPより引用

ディズニー新エリア開業で混雑緩和なるか

ディズニーリゾートは世界トップクラスのエンターテインメントを提供するテーマパークとして、チケットの値上げがありながらも来園者3,000万人台を保持しています。

同時に混雑度も上昇しており、ディズニーリゾートでは来園者のためにさまざまな混雑対策を講じています。そうした中で計画された2022年の大幅拡張が、どれほどの効果を発揮するのかに注目が集まります。  

<参照>

https://www.tokyodisneyresort.jp/blog/pr190521/

http://www.olc.co.jp/ja/tdr/guest/profile.html

https://digital.asahi.com/articles/ASL6G5WN8L6GULFA02L.html

https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzowoman_201808_post_199106/

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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