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考察・旅行業界でできる社会貢献
JTB総合研究所は10月10日、SDGs達成に向けた日本の旅行・観光分野がどのように貢献できるのか、データをもとにした考察を公開。海外の旅行会社の取り組みも紹介しています。
持続可能な開発目標への取り組み
SDGsは、全ての人が平和と豊かさを享受できることを目指す、国連の開発目標です。
「国連持続可能な開発目標進捗報告書」によると、SDGs達成度ランキングの1位はデンマーク、2位はスウェーデン、3位がフィンランドと欧州諸国が占め、日本は15位となっています。
同研究所は、直近1年で旅行した日本人20~69歳の男女500名を対象にSDGsの認知度を調査。外国人の認知度84.2%に対し、日本人は29.8%でした。
「SDGsに共感する」外国人は100%でしたが、日本人は85%。「SDGsに配慮した旅行が必要だと思う」外国人は96.7%、日本人は75.2%となっています。
SDGs、日本人と海外の意識の違い
SDGs達成に貢献する旅行内容は、日本人は「地産地消をうたう施設の活用」、「厳選食材で必要な量だけ提供するメニューを取り入れた旅行」、「自然エネルギーで運営する宿泊施設の活用」、「公共交通機関の活用」などをあげています。
外国人は「ツアーで使用する備品類が、障がい者支援やフェアトレードに繋がる旅行」をあげており、そのための旅行商品の価格上昇も、日本人より許容度が高くなっています。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
JTB総合研究所のプレスリリース
https://www.tourism.jp/
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