11月2日に横浜スタジアムで行われたイングランドvs南アフリカの決勝戦にて、南アフリカの勝利で約2ヶ月間開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会が終了しました。
日本代表の初の決勝トーナメント進出で盛り上がった大会の影響について、数字で振り返ります。
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軒並み記録更新!ラグビーW杯日本大会
日本大会ではアジア初の開催ということでチケットの販売数など心配されていましたが、どのような結果になったのかを見ていきます。
観客動員数は170万4,443人&過去最高の販売率
ワールドラグビー の発表によると、観客動員数は延べ170万4,443人、1試合の平均観客数は37,877人です。
プール戦で最多観客動員となったのは、横浜国際総合競技場で行われた日本対スコットランド戦の67,666人でした。決勝トーナメントで最多観客動員となったのは決勝のイングランド対南アフリカ戦の70,103人で、この試合は横浜国際総合競技場の歴代最多動員数を記録しています。
日本大会では約185.3万枚を販売可能席としたうち、約99.3%に当たる約184万枚が販売され、過去最高の販売率となりました。
また、パブリックビューイングやラグビー 体験などが行われたファンゾーンにも、期間中全会場合計で約113万7,000人が来場したようです。
イギリスからの訪日客数が昨年同月比で激増
JNTOによると2018年9月の訪日外客数と比べ、5.2%増の2,272,900人となっています。特に伸びたのが英国市場です。2019年9月は昨年同月比84.4%増の49,600万人となっています。
8月の韓国人客「半減」の急降下…未曾有の「コリア・ショック」どう乗り切る?
観光庁の18日の発表によれば、8月に日本を訪れた韓国人旅行者数は、前年同月より48.0%減の30万8,700人にとどまりました。 この数年は中国に続き市場2位であるインバウンド韓国市場ですが、今年7月からの対韓輸出規制強化により反日感情の高まりが実際に数字として表れたとも見られ、業界に驚きと不安を与えています。 [com_category_dl_btn name="インバウンドデータ(総合)" slug="inbound-data"] [cta_toc_upper_banne...
大会開催真っ只中となった10月の訪日外客数については11月11日現在、まだ数字が出ていませんが、ラグビーファンである国や地域からの訪日外客数は大きく成長していることも期待できるでしょう。
ソーシャルメディアの閲覧数からも熱量がうかがえる
開幕から最初の2週間で、ラグビーワールドカップのソーシャルチャンネルの視聴数が前回大会の9倍となる6億4,500万回を記録しました。これは前回大会の約9倍です。
またラグビーワールドカップ公式アプリの最初2週間の画面表示回数は9600万回で、こちらは前回大会の約2倍となりました。
若い世代やラグビーに興味がない人も面白いと思えるような、グラウンド内外での選手の様子などを積極的に発信したことで、ワールドラグビーのソーシャルメディアの閲覧数が17億回という結果につながったと考えられます。
ラグビーワールドカップの日本国内の公式Twitterのフォロワー数も、大会開幕直前と比較して9万9769フォロワーから23万406フォロワーと231%増加しました。ラグビーへの注目度の高まりが顕著に表れているといえるでしょう。
サッカーの観客の”6倍”といわれたビール販売量の実際
ラグビーワールドカップのワールドワイドパートナーであるハイネケンの販売は、大会前から取り扱い店舗を大きく伸ばし、9月の販売数量は前年同月の3.4倍を記録したそうです。
試合会場での消費はというと、例えば9月21日にオーストラリアvsフィジー、22日にイングランドvsトンガの試合が行われた札幌ドームでのビール消費量は、観客約3万6000人に対し、21日が1万7,660ℓ、22日が1万8,573ℓでした。
札幌ドームで通常行われているサッカーや野球のときの消費量に比べ3〜4倍ほど増加していると言います。試合中に席を立つことなくビールを購入できる「売り子」が岩手・釜石をのぞいた11の会場で稼働がこの数字に大きく貢献したでしょう。
大会開催前に言われていた6倍までは行かないものの、多くのビールが消費されたことで、ハーフタイムには男子トイレに長蛇の列ができていました。
この続きから読める内容
- 大会会場周辺の「宿泊施設」への影響大きく
- 日本大会の評価は「開催国として最高だった」
- PR&リピーター獲得を目指したイベント
- 実際、ラグビーW杯はインバウンドの地方誘客をもたらしたのか?【福岡の場合】
- 「トラブル対応」に向けた準備
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