インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)
東北は「訪日リピーター」の割合が高い地域
株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)は、11月20日、アジア8地域・欧米豪4地域の海外旅行経験者を対象としたアンケート調査の結果を分析した調査レポート「2019東北インバウンド意向調査(速報版)(アジア8地域・欧米豪4地域)」を発行したことを発表しました。
プロモーションなどによる認知度向上が重要なカギ
アジア8地域における「東北」の認知度は11.6%と、前回の10.5%と比較すると、ほぼ横ばいでした。
また、「東北」を再び訪れたいとする「再訪希望率」は、65.4%。前回の61.6%に比べ、上昇していることもわかりました。
東北訪問経験者の訪日回数では、2回以上が80.2%。6回以上が33.8%と高い割合を示し、なかでも香港が63.0%、台湾52.2%と、訪日リピーターの割合が非常に高いことが判明。
訪日にあたっては、「紅葉の鑑賞」や「雪景色鑑賞」などの満足度が高い一方、美術館や博物館、世界遺産などへの満足度は、他地域に比べて低いこともわかりました。
アジア8地域・欧米豪4地域の、オリンピック・パラリンピックに伴う地方への旅行希望先として、東北地域を回答した割合は18.0%と、国内の他地域に比べ低位でした。
しかし、「観戦の際、地方を訪問したい」とする回答の割合は非常に高いことから、今後の取り組み次第では、さらなる来訪者獲得への期待が寄せられます。
なお、日本旅行に関する不安材料として、「震災」に関する項目(地震の発生など)については、2019年調査時期に大きな地震が発生しなかったためか、不安視する見方が弱まりつつあることもうかがえる結果となりました。
(画像はイメージです)
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
▼外部リンク
株式会社日本政策投資銀行 プレスリリース
https://www.dbj.jp/
【インバウンド情報まとめ 2024年11月後編】中国、タイの2025年祝日発表 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国、タイの2025年祝日発表 ほか:インバウンド情報まとめ【2024年11月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!