2か月ぶりに前年同月を下回る結果に
JTB総合研究所は、12月9日、2019年10月の「インバウンド 訪日外国人動向」を発表しました。
JNTOによれば、訪日外客数2019年1月~10月累計(YTD)は、2,691万4,437人でした。
また、2019年10月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比5.5%減の249万6,600人。韓国市場からのインバウンド数が半減した2019年8月以来、2か月ぶりに前年同月を下回る結果となり、その要因としては、韓国での日韓情勢による減便や運休による訪問者数の減少が挙げられます。

東南アジア市場は堅調、欧米豪は多くの国で過去最高を達成
2019年10月における市場別の訪日外客数では、中国は前年同月比2.1%増の73万600人、台湾は前年同月比9%増の41万3,700人、香港は前年同月比6.6%増の18万600人。一方、韓国は、前年同月比65.5%減の19万7,300人にとどまりました。
また、東南アジア市場では、タイが前年同月比23.2%増の14万5,300人、マレーシアが前年同月比24.9%増の4万8,900人など、全ての市場で前年を上回りました。
欧米豪市場では、ラグビーワールドカップ2019日本大会の観戦を目的としてインバウンド数が大幅増加。英国が前年同月比85.6%増の6万8,400人にのぼるなど、多くの国で10月として過去最高を記録したことが、今回の調査で判明しました。
(画像はイメージです)
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▼外部リンク
JTB総合研究所 プレスリリース
https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/inbound/
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