【海外の反応】表参道イルミ「必ず行くべき定番の場所」とトリップアドバイザーで高評価

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

クリスマスシーズンになると多くの場所でイルミネーションが実施されますが、中でもトリップアドバイザーで高評価を得ていたのが表参道のイルミネーションです。

「Google Pixel presents 表参道マジックイルミネーション 2019」は、約90万球ものLEDライトが使用され、多くの人の目を楽しませました。

今回は、日本のイルミネーションに対する海外の反応を紹介し、観光資源としての可能性について解説します。

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

表参道マジックイルミネーションとは?

「Google Pixel presents 表参道マジックイルミネーション 2019」は、商店街振興組合原宿表参道欅会と表参道イルミネーション実行委員が主催し、グーグル合同会社が特別協賛として参画しています。約90万球ものLEDライトが156本の欅に装飾され、表参道の神宮橋交差点から表参道交差点までの1.1kmにわたり展開されます。

12月25日(水)のクリスマスまで開催され、低木のみ2020年1月5日(日)まで開催するということです。10分間の光と音楽のショーが1日5回行われ、東京都心というアクセスの良さもあり、インバウンドに人気のイルミネーションスポットです。

24日(火)と25日(水)は16時30分から21時にかけて、Google Pixel 4 カメラを使用した撮影体験イベントを開催します。カメラのデュアル露出補正で逆光を補正し夜景モードで撮影するイベントで、撮影した写真をその場でダウンロードできるほか、花のプレゼントも受け取れる特典があります。

日本の最新テクノロジーを体験し思い出作りもできることから、コト消費需要が拡大しているインバウンドの参加も見込まれるでしょう。

海外の反応は?

表参道のクリスマスイルミネーションに対する海外の反応を紹介します。

トリップアドバイザーには、12月19日現在で中国語による口コミが11件投稿されていました。他の言語は1件のみだったため、中国人から高い人気を得ていることがわかります。

以下、その一部を紹介します。

  • 表題: 美しい雰囲気のイルミネーション ★★★★★
    本文: 普段は日本でも有名なショッピングストリートとしての顔を見せている表参道・原宿ですが、クリスマスの時期にはけやきの木に数万個ものLEDが灯されます。約1.1キロに及ぶけやき並木はとても味があり、夜に友達と散歩に来ればとても美しい景色が望めます。(投稿:2018年12月)
  • 表題: 魅力的な冬のイルミネーション ★★★★
    本文: この冬、東京を訪れる前にさまざまなイルミネーションスポットを調べました。表参道は賑やかな渋谷の中にあるため、必ず行くべき定番の場所だと言えます。元気寿司を食べた後に表参道をのんびりと散歩しましたが、黄色のイルミネーションはとても温かみがあり、冬の東京はとても美しいと思いました。(投稿:2019年1月)
  • 表題: 現代的なショッピングストリートのイルミネーション ★★★★★
    本文: 東京に来てショッピングを楽しまない訳にはいきません。表参道には流行りの商品を取り揃えた百貨店が数多く存在するため、ロマン溢れるイルミネーションを鑑賞しながらショッピングも楽しめます。東京観光には欠かせない場所だと言えるでしょう。(投稿:2016年12月)
  • 表題: イルミネーションが煌めいている ★★★★
    本文: 東京・表参道は元々賑やかな百貨店が多く集まるエリアですが、冬になると大量のイルミネーションが大通りを覆い隠します。冬の雰囲気はとても素晴らしく、来て良かったと思いました。(投稿:2016年12月)
  • 表題: クリスマス仕様のイルミネーションにウットリ ★★★★★
    本文: 冬の東京は街中がクリスマス仕様になっており、表参道の両側を流れるイルミネーションの海も夜になると神秘的な雰囲気を醸し出します。私が訪れた時は残念ながら雨が降っていましたが、表参道ヒルズへ雨宿りに向かった際に意外な発見がありました。広場に吊された色とりどりの三角形のクリスマスツリーの奥にそびえる白のクリスマスツリーはとても趣があり、特別な体験ができました。(投稿:2017年11月)

(以上、2019年12月19日 編集部確認、翻訳。表参道のイルミネーションがGoogle Pixel presentsとなったのは2018年からですが、口コミはそれ以前のものも紹介しています)

日本のイルミネーションは外国人にも需要がある?

日本全国にある数々のイルミネーションスポットは、日本人だけでなくインバウンドの間でも認知が拡大しています。なかでも三重県のなばなの里は、近年海外からの観光客も多く訪れている人気のイルミネーションスポットです。

インバウンドに人気のイルミネーションスポット「なばなの里」

なばなの里はナガシマリゾート内の植物園で、冬季はイルミネーションを実施します。TripAdvisorでは5点満点中4.5点の高評価を受けている上に、900件以上のレビューが投稿されており、インバウンド人気の高さがうかがえます。

人気の裏には、なばなの里のインバウンドの受け入れ体制強化があります。なばなの里を運営するナガシマリゾートの公式ウェブサイトは5ヶ国語(日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語)に対応しているのが特徴的です。パンフレットはさらにポルトガルを加えた6ヶ国語対応となっており、観光ルートや見どころといった情報を母国語で収集できます。

インバウンド人気観光地ランキング27位「なばなの里」の人気の理由・インバウンド対策とは

なばなの里は、三重県桑名市長島町駒江にある植物園です。日本国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れる人気観光スポットです。


中国人をはじめ香港やオーストラリアからの注目も拡大

中国国内でもイベントで実施される大規模なライトアップが人気です。日本を訪れた際もライトアップに注目する中国人観光客が増えています。

人気の理由は、SNS映えする写真が撮れることにあるようです。WechatやWeiboなどのSNSに人とは違う映える写真や動画を投稿する上で、特別感のある日本のイルミネーションに注目が集まっていると考えられます。

意外なインバウンド需要「イルミネーション×タクシー」

日本全国には数々のイルミネーションスポットがあります。しかし、イルミネーションが開催される時期は交通規制が厳しく路上駐車場が満車になっていることが多いことから、電車で行って徒歩でまわる人が大多数を占めているのではないでしょうか。そのようななか、タクシーを貸し切ってのイルミネーション観光が注目されています。指定した場所までタクシーに迎えに来てもらい、有名なイルミネーションスポット巡りを楽しむというプランです。多くのタクシー会社では、イルミネーション巡りのモデルコースが用意されているほか、1日...


クリスマスイルミネーションの季節である12月は、香港やオーストラリアといった消費額の多い地域からの訪日も増加傾向にあります。訪日香港人観光客のハイシーズンは7月と12月と言われており、冬でも比較的温暖な香港では、日本の冬を体験したい人が多いようです。

訪日オーストラリア人観光客のハイシーズンは1月と12月といった冬に集中しています。南半球に位置するオーストラリアは12月に真夏を迎えるため、スノーリゾートや温泉など、日本の冬を楽しみに来るケースが見受けられます。

イルミネーションをきっかけとしたインバウンド誘致は、12月に増える香港やオーストラリアからの訪日客をターゲットにするのも効果的と言えるでしょう。

まとめ:イルミネーションを日本の観光資源に

日本のイルミネーションは、近年はインバウンドからの注目も高まりを見せています。日本の観光資源の1つとしてPRすることで、三重県のなばなの里のように、首都圏だけでなく地方へ誘客する手段としての効果も期待できます。

特にSNS映えの写真や動画を投稿したい中国人観光客はリピーターも増えているため、イルミネーションを見るために地方へ足を運ぶことも十分考えられます。

表参道のイルミネーションのように、インバウンドコト消費需要をふまえ、体験プログラムも同時に実施すると、さらなる満足度向上と集客に繋がるでしょう。

<参照>

訪日ラボ 最新版インバウンド情報まとめ

訪日ラボおすすめの記事をご紹介します。

永山卓也氏・mov共著『Googleビジネスプロフィールですごい集客力を手に入れる』8月5日発売


訪日ラボを運営する株式会社movは、株式会社ユニットティ 代表取締役で、日本初のGoogle ビジネスプロフィール ダイアモンドプロダクトエキスパートとしても活躍する永山 卓也氏とともに、Googleビジネスプロフィール専門の解説書『Googleビジネスプロフィールですごい集客力を手に入れる』を青春出版社より8月5日から発売いたします。

本書は、小売・飲食・宿泊業、観光業のマーケティング、マネジメント支援を中心に豊富な支援実績を持つ永山氏、そして口コミ対策・ローカルSEO(MEO)、インバウンド領域に知見を持つmovがタッグを組み、Googleビジネスプロフィールに関わる店舗集客施策を解説したものです。

全国の書店及びAmazonなどのオンライン書店、電子書籍での販売を予定しております。事前予約については以下のページをご確認ください。
https://amzn.asia/d/06xjqsYU

詳しくはこちらをご覧ください。
永山卓也氏・mov共著『Googleビジネスプロフィールですごい集客力を手に入れる』8月5日発売


【インバウンド情報まとめ 2024年7月前編】「もう一度行きたい国」日本が1位に、その背景は? 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「もう一度行きたい国」日本が1位に、その背景は? / 4月の国別宿泊者数 中国が再び1位に【インバウンドまとめ 2024年7月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに