誰もがスマホを持って旅する時代に
JTBは、1月22日、インバウンドによる旅ナカの行動のうち、「観光案内所」に焦点を当てたレポートを発表しました。
観光庁によると、日本滞在中に役立った旅行情報源として、「スマホが役に立った」とする割合は、2010年は6.4%。しかし、2017年には69.9%と、7年間で10倍以上増加したことがわかりました。
非常時は「駆け込み寺」としても活躍
JTBの調査によると、「観光案内所(空港以外)が役に立った」とするインバウンドの割合は15.9%、「空港の観光案内が役に立った」が13.6%にのぼり、スマホを利用しつつも「観光案内所」を訪れるインバウンドが一定数いることがわかりました。
なかでも、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシアからのインバウンドについては、3~4人にひとりが「観光案内所」を訪問していることが判明しました。
ネットより具体的な情報求めて:企業側のメリットも
「観光案内所」で収集する情報については、「地図、市内MAP」「レストランや飲食店」「観光地や都市のみどころ」「日本文化体験」「観光地や都市の交通機関」が挙げられました。
いずれもスマホで調べることは可能ですが、より具体的な情報を得るためには、各地の「観光案内所」が便利と捉えられていることがわかりました。
「観光案内所」は、個々のニーズに合った情報を得ることができる場所。また、近年では、自然災害等の非常時にインバウンドの不安を、少しでも解消できる場所としても重要性が高まっています。
さらに、「観光案内所」は、インバウンドへのマーケティング調査、あるいはプロモーションの場としての活用も可能。インバウンドとの接点が持てる貴重な場所として、今後も期待が寄せられます。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
JTB プレスリリース
https://www.jtb.co.jp/
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