「書道体験」に海外からも注目が!外国人の「コト消費」需要のために書道教室が行うインバウンド対策とは?

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近年、外国人の間で人気が高まっているのが日本の伝統文化体験であり、中でも「書道」「習字」への注目が集まっています。また書道を鑑賞するだけでなく、実際に体験したい、学びたいというニーズも高まっており、それに伴って書道教室の人気も高まっています。

訪日外国人観光客向けに書道教室の開講を検討しているのであれば、習字の楽しさや魅力を教える「人気の高い書道教室」の特徴を知っておくと役に立ちます。

今回は、なぜ外国人に書道が人気なのか、また人気の書道教室とはどのようなものかを解説します。

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海外から「書道体験」がなぜ注目されているのか

訪日外国人観光客に人気の高い日本の伝統文化体験の一つが「書道」です。

日本人にとって書道や習字といえば、子どもの頃に習い事や学校の授業で教わるなど馴染み深いものですが、近年では外国人からも非常に注目されており、訪日外国人観光客増加に伴う施策として「書道体験・教室」が脚光を浴びています。ここでは、なぜ書道体験が外国人に人気なのか解説します。

「モノ消費」から「コト消費」へのシフト

いわゆる「爆買い」に代表されるのが「モノ消費」で、これは数年前までの訪日外国人観光客の大きな傾向でした。しかし近年の外国人観光客の消費動向を分析すると、「モノ消費」から「コト消費」へと移ってきています。

商品を購入する「モノ消費」に対し、「コト消費」は体験やサービス自体を購入することを指す言葉です。観光庁「旅行動態の変化の状況」によると、2012年から2016年の4年間で娯楽サービス費購入率は21.5%から31.6%にまで増加し、現在もこの傾向は継続しているなど、「コト消費」へ関心が高まっていることが伺えます。

コト消費」の代表例として挙げられるのが温泉や歌舞伎、茶道などで、もちろん日本の伝統文化の一つである書道体験もその一つです。こうした消費動向の変化から、外国人観光客による書道への関心が高まっています。

漢字の人気

「漢字」自体の人気が高いことも書道体験が人気である理由の一つです。

人気の理由として、漢字の一文字一文字に意味が込められているということと、外国人にとって書体の見た目が美しいと感じることなどが挙げられます。

大きく漢字がプリントされたTシャツを着て歩いていたり、体に漢字のタトゥーを入れている外国人を見かけたことがある方も多いかもしれません。漢字をモチーフにしたアクセサリーが訪日外国人観光客の定番のお土産であることからも、漢字の人気の高さがうかがえます。

京都市の外国人観光客向けオフィシャルサイトでも紹介

観光立国を目指す日本では、さまざまなインバウンド対策を講じています。その一つが、外国人観光客向けのプロモーションサイトの充実です。

例として、外国人から人気が高い観光地である京都の外国人観光客向けオフィシャルサイトがあげられます。日本語がわからない外国人にも伝わるよう、「交通」「観光スポット」「食」など細かい情報を外国語で掲載しており、日本ならではの伝統文化として書道体験を外国人にPRしています。

外国人から人気がある書道教室の特徴

訪日外国人に書道を楽しんでもらう方法としてポピュラーなものが、書道体験や書道教室です。書道は現在、インバウンド業界の中でも注目されている話題の一つであり、数多くの書道体験やレッスンが登場しています。

ここではその中でも、とくに外国人に「選ばれる」書道教室の特徴を紹介します。

書道の文化についても教える

人気の書道教室では、体験レッスン開始後、すぐに筆を持って字を書き始めることはしません。まずは書道の心構えや道具についての説明を先に行い、「書道」という文化や、「書道」が日本国内で歩んできた歴史に対する理解を深めてもらうことからはじめています。

というのも、海外にも存在する文字装飾としての書道(Caligraphy)と日本の「書道」との違いをより深く理解してもらうことができ、訪日外国人観光客の満足度向上につなげることができます。

多言語での情報発信

英語を筆頭に、多言語表記はインバウンド対策の基本のひとつといえます。人気のある書道教室の多くが英語で情報発信や講座を行っています。

講師自身が英語を勉強する、ネイティブスピーカーを雇用するなどの他、通訳に使えるツールを導入するなどの対策を講じ、言葉の壁をなくすことが不可欠です。

また、英語版のウェブサイトを開設することも重要です。観光庁の「訪日外国人の消費動向(2018年)」によると、外国人観光客が「出発前に得た旅行情報源」の中で役に立ったものは、「個人のブログ」が30.6%、「SNS」が23.7%となっており、多くの外国人観光客がインターネットを利用して情報収集を行っていることがうかがえます。

外国語表記に対応しているサイトであれば、その分外国人から見つけてもらいやすくなります。

外国人の名前を漢字で書いてもらう

好きな漢字を書道として書くだけでなく、外国人の名前に漢字を当て、その当て字を書いてもらうといった体験も近年人気を博しています。漢字は一文字一文字に意味があるため、自分の名前に使われた字がどんな意味を持つのかを知るのが楽しく、新鮮に感じるようです。

さらに、書き終えた名前はお土産として記念に持って帰ってもらえれば、日本ならではのユニークなお土産として喜ばれるでしょう。

訪日外国人の心を掴む付加価値の例

ここまで人気の書道教室の特徴をご紹介しました。さらにここでは、より訪日外国人観光客の心を掴むプラスアルファの対策例をいくつか紹介します。

データ化してお土産に

外国人の名前に漢字を当てて書いた際は、書いた半紙や色紙をそのまま持ち帰ってもらうだけでなく、データ化してお土産に渡す方法も良いでしょう。

紙のようにしわになることがなく、SNSなどでシェアしてもらいやすくなるというメリットが存在するため、書道教室の宣伝効果が期待できます。

掛け軸をお土産に

日本ならではの「掛け軸」もお土産に人気のアイテムです。多くの書道教室では色紙に好きな漢字を書いてもらい、それをお土産に持ち帰ってもらう手法をとることが多いですが、その色紙を飾れる掛け軸があればさらなる満足度向上に繋がります。

掛け軸であれば巻いておけばそれほどかさばらず、持ち歩きにも困らないためお土産には最適です。

Tシャツに文字入れしてお土産に

漢字がプリントされたTシャツが訪日外国人観光客に人気のお土産の一つであるように、漢字とTシャツの相性は抜群です。

書道教室で好きな言葉や自身の名前の当て字を書いてもらい、それをTシャツにプリントして渡すことで、世界にたった1枚のオンリーワンTシャツを贈ることができます。

自国に帰ってからも着てもらえるので何度も思い出してもらえ、またTシャツを見た周りの人の興味を引くこともでき、PR効果も期待できます。

外国人のニーズを押さえて日本の「書道」文化の発信を

訪日外国人観光客の消費動向が「モノ消費」から「コト消費」へと変化してきました。体験やサービスを購入する「コト消費」で注目を集めているのは、ひと言でいえば「日本らしさ」を表しているものです。

日本でしか見られない景色、食べられない食べ物のほか、日本でしか体験できない伝統文化である書道もその一つです。

書道教室という形で訪日外国人サービスを提供する際には、日本における書道の歴史の理解を深めてもらったり、漢字の一文字一文字に込められた意味を伝えたりといった文化の理解に繋がるような「学び」の場があることで、より訪日外国人観光客の満足度を高めることができるでしょう。

さらに日本を好きになってもらい、リピーターを獲得するためには、プラスアルファの付加価値をつけることも欠かせません。そのためには、観光の記念になり、なおかつSNSで拡散してもらいやすいお土産を渡すなどの方法が有効といえます。

書道教室を開く際には訪日外国人観光客の「コト消費」のニーズをうまく取り込むことで、訪日外国人観光客の満足度をさらに上げることにつながるでしょう。

「モノ消費からコト消費」の意味や種類とは?変化の理由とインバウンド対策方法を解説

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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