政府は、7月22日から新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国内旅行や飲食店への支援策「Go To キャンペーン」のひとつである「Go To トラベル」事業を開始しました。
これにより、多くのOTAや旅行代理店が対応を急いでいます。
この記事ではYahoo!トラベルが行っている「Go To キャンペーン」への対応を紹介します。
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Yahoo!トラベルのGo Toキャンペーンへの対応
Yahoo!が運営する宿・ホテル予約サイト「Yahoo!トラベル」は、7月27日からGo Toトラベルの対象となる旅行プランの発売を開始しました。
対象となるプランは、ホテルや旅館の予約ができるヤフープランと、宿泊と航空券の予約がセットになったヤフーパックです。
Yahoo!トラベルには、るるぶトラベルプランやJTBプランなどヤフープラン以外の宿泊プランも掲載されていますが、これらは対象外となります。
また、ヤフーパックを利用する場合、LCCの航空券とセットになった「Let's LCC」は対象外となり、JAL便またはANA便利用のパックが対象です。
Go Toトラベル対象となる旅行プランやパックを予約することで、旅行代金が最大35%割引となります。
対象となる予約期間は、2020年7月27日正午から2021年1月29日までで、対象となる宿泊期間は2020年7月27日チェックインから2021年1月31日チェックアウトまでです。
対応している旅行商品の例
対象となるヤフープランでは、定員人数や食事の有無などによって様々な宿泊プランが用意されています。
また、キャンセル時に返金がない代わりに料金が割安となっているプランなど、安さに特化したプランも用意されています。
対象となる宿泊施設や交通機関は公式サイトから確認できます。
注意点：東京発着の旅行は対象外・他のクーポンとの併用は不可
※2020年10月16日追記：政府は10月1日分から、東京発着の旅行もGo To トラベル感ペーンの対象とすることを発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みて、国土交通省は7月17日、この「Go To トラベル」から東京都発着の旅行を対象外とすることを発表しました。
Yahoo!トラベルもこの方針にのっとり、東京発着の旅行をGo Toトラベルキャンペーンの対象外としており、宿泊先では、代表者の居住地が確認できるものの提示や、誓約書の記入などの対応がとられる予定です。
また、Go Toトラベルキャンペーンに基づく35%オフクーポンは、他のクーポンとの併用はできません。
キャンペーン開始前にYahoo!トラベルで予約した旅行に関しては、現地決済の場合、旅行者自身が事後還付手続きを行う必要があります。期間は2020年8月14日から9月14日まです。
オンライン決済の場合の還付方法などの詳細は8月7日時点では未定です。
独自キャンペーン：初めての予約でさらに最大10%
Yahoo!トラベルでは、Go Toトラベルキャンペーンに加え、はじめてヤフープランやヤフーパックを予約する人を対象に、さらに最大10%相当のポイント還元を行っています。
付与されるポイントはPayPayボーナスライトとTポイントです。
初めての予約で5%相当、Yahoo!プレミアム会員であれば加えて4%相当のPayPayボーナスライトが付与され、基本ポイントとして1%相当のTポイントが付与されます。
PayPayボーナスライトの獲得・利用にはYahoo! JAPAN IDとPayPayの連携が必要です。
PayPayの登録を持たない場合には、「いまスグ利用」を利用して、予約時に獲得予定のポイントを宿泊代金または旅行代金にその場で充当することもできます。
PayPayとTポイントの特典で顧客獲得を狙う
Go To キャンペーンとは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛などによって落ち込んだ経済を復興させるための経済政策です。
その中でも、「Go To トラベル」事業は、国内旅行や観光需要を喚起するための事業として、7月22日に運用が開始されました。
各旅行会社は本事業の対応を急ぐ中、Yahoo!トラベルではPayPayやTポイントの還元という独自の特典もつけ、消費者を獲得していく方向のようです。
このように、各旅行会社やOTAは政府が推進するGo To キャンペーンにそれぞれ独自の色を加えてサービス展開する動きがみられています。
【速報】GoTo トラベル、7月22日スタート：国内旅行の「半額」支援 予約済みも対象
国内旅行を対象に、宿泊・日帰り旅行代金の半額相当額を支援する「GoTo トラベル事業」の開始が、7月22日にスタートすることが、きょう7月10日の会見で明らかになりました。目次Go To トラベル事業の詳細4連休の前日の7月22日から旅行代金割引を先行開始、予約済も対象に地域クーポン開始のタイミングは、9月以降に決定Go To トラベル事業の詳細支援は一人一泊あたり2万円（日帰り旅行については、1万円）を上限に、7割は旅行代金の割引、3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されます。...
＜参照＞
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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
＜こんな方におすすめ＞
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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