13億人もの人口を抱える中国の連休は、多くの人が一斉に移動し、観光地や交通機関は大混雑となります。
観光であったり、帰省であったりと理由は様々ですが、この移動に伴う経済効果は計り知れないものがあります。
その影響は日本にも及んでおり、中国人観光客をターゲットにすることの多いインバウンド分野において、中国の連休がいつなのかを把握することは大変重要です。
この記事では、2020年の中でもっとも長い8連休となった「国慶節」と「中秋節」の大型連休に焦点を当てて、その概要や近年のトレンドについて紹介します。
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10月の「国慶節」と「中秋節」とは?
中国の祝日の中でも2020年は日付の被った祝日があります。
それが「国慶節」と「中秋節」で、ここでは中国人の「国慶節」と「中秋節」の概要やその過ごし方を紹介します。
「国慶節」とは?2020年の中国の祝日で最長の8連休
2020年の中国の国慶節は、新型コロナウイルスの影響で7連休から10連休となった春節を除いて、2020年の祝日の中で最長の8連休となります。
毎年10月1日が中華人民共和国の国慶節であり、建国記念日とされています。
これは、1949年10月1日に当時の中国共産党の毛沢東主席が北京の天安門広場で中華人民共和国の建国を宣言したことによります。
その後同年12月2日に中央人民政府委員会で正式に10月1日を中華人民共和国の建国記念日と定めたことで、毎年国慶節が祝われることになりました。
2020年の国慶節は中秋節と重なったため、10月1日(木)~8日(木)の計8日間の大型連休になりました。
2020年国慶節は10月1日から8連休/訪日中国人の市場回復、いつに期待?
中国の建国を記念する祝日である国慶節は、毎年大型連休が組まれ、多くの中国人が国内外へ旅行に出かけます。昨年(2019年)は国慶節の人気旅行先として日本が1位となるなど、インバウンド需要の高まりが見受けられました。2020年は新型コロナウイルス流行の影響が心配されますが、依然として訪日旅行への注目度は高い傾向にあります。今回は、2020年の国慶節のスケジュールや国慶節の風習などをふまえ、国慶節に向けたインバウンド対策について解説します。目次2020年の国慶節はいつ?国慶節は中国の建国記念日2...
「中秋節」とは?2020年は国慶節と同時期
中秋節とは中国で「中秋?zh?ngqi?jie(ジョンチウジエ)」と呼ばれており、旧暦8月15日を指し、五穀豊穣を祈る日です。
日本では中秋の名月やお月見などの風習として残ってる文化です。
旧暦の8月15日は西暦上9月や10月ごろに位置する場合が多く、2020年は10月1日が中秋節となり、偶然にも中国の国慶節と重なったため、別日を振り替え休日としました。
中秋節の日には満月に見立てたお菓子である「月餅」や果物などを月にお供えして、名月を楽しみます。
この月餅には、名月を表すだけでなく家族団らんの象徴という意味もあり、家族そろってお祝いをするのが一般的です。
中秋節(ちゅうしゅうせつ)とは
中秋節(ちゅうしゅうせつ)とは、中国の伝統行事で、日本にもある中秋の名月を愛でる「お月見」の風習です。この日は家族が集まってお月見を楽しみながら月餅と呼ばれる満月に見立てた平らで丸い形をした伝統的なお菓子を食べ、五穀豊穣のお祝いをします。中秋節は毎年旧暦の8月15日で、2021年は9月21日です。2019年は9月13日、2020年は10月1日でした。ここでは、中秋節の由来や風習、日本のお月見との違いを解説します。目次中秋節(ちゅうしゅうせつ)とは?2021年の中秋節はいつ?伝統行事、中秋の...
中国の国慶節の祝い方
中国(中華人民共和国)の国慶節は、抗日戦争と2度の国共内戦を乗り越えたのちに建国した中国にとって重要な意味を持ちます。
毛沢東主席が中華人民共和国の建国を宣言した北京の天安門広場では、毎年国慶節で国旗の掲揚が行なわれ、中国国内各地でも国旗や横断幕が掲げられ、お祝いムード一色になります。
また、近年は10年ごとの節目に大々的な軍事パレードを行っており、昨年の2019年は建国70周年の節目の年ということもあり、新型兵器を展示するなど過去最大規模の軍事パレードも挙行されました。
この軍事パレードでは中国の軍事力やや経済力、科学技術力を国内外に誇示する意味も含まれており、中国政府にとっては重要な行事でありましたが、多くの中国国民にとってはテレビで見るコンテンツ程度のようです。
よくある連休の1つとの認識が強く、家族と過ごしたり旅行やレジャーに出かけるという過ごし方をする国民が多かったようです。
【国慶節】建国70周年も「ただの休日」街中の祝賀ムード・盛大な軍事パレードはお構いなし!海外に出かける中国人
本日から、中国最大の連休の一つである「国慶節」が始まりました。注目は、この期間に観光などを目的に8億人が国内外を移動するとされる中国人の動向です。今年の国慶節の旅行先予約状況から、中国人の海外旅行先としてついに日本が人気一位になったと各メディアが報じています。目次街中が「紅」で彩られる国慶節中国では期間中高速道路が無料化、Alipay決済で割引など中国人にとっては「ただの休日」軍事パレードはテレビで旅行業は休みなし、海外では台湾・香港がダウントレンドにまとめ街中が「紅」で彩られる国慶節国慶...
2019年の国慶節はどうだった?国民は旅行へ
昨年の国慶節では約8億人が旅行に出かけたとされ、海外旅行の勢いも旺盛でした。
ここでは昨年の国慶節のトレンドについて解説します。
約8億人が連休で旅行
中国最大級の旅行サイト携程(Trip.comグループ:2019年10月まで、中国国内では「Ctrip」の名称で展開)が発表したナショナルデイツーリズムレポートによると、2019年の国慶節の連休で旅行に出かける中国人の数は約8億人で、そのうち750万人が中国国外への旅行をするとの予測がありました。
この続きから読める内容
- 2019年の人気旅行地1位は「日本」
- 体験重視の旅行者増加
- 中国の祝日について
- 2020年 中国の祝日一覧
- 中国の祝日の紹介
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