インフルエンサーマーケティングとは?はじめ方と3つのメリット、注意すべき点を紹介

インフルエンサーを起用して、企業の商品やサービスをPRしもらい、消費者に訴求する方法をインフルエンサーマーケティングといいます。

インフルエンサーマーケティングは、ターゲットへの的確なアプローチによる影響力の強さや、コスト削減が見込めるなどのメリットがあり注目されています。市場規模も拡大を続けており、今後もさらなる成長が期待できるでしょう。

本記事では、インフルエンサーマーケティングの概要や、さまざまなメリット、注意すべき点について解説していきます。

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インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーは、単なる「エンターテイメントのクリエイター」のみにとどまらず、マーケティングに起用されることが多くみられています。

インフルエンサーのSNSにおける情報発信力を用いて、消費者に企業の商品を宣伝する方法がインフルエンサーマーケティングです。

実際にマーケティングが成功している事例も多く、今後も注目されて期待が高まる市場になるでしょう。

SNSを中心に浸透するインフルエンサーマーケティング、半数以上の企業が実施

インフルエンサーマーケティングとは、SNSで大きな影響力をもつインフルエンサーに商品やサービスをPRしてもらい、インフルエンサーを通じて消費者の購買行動に訴求するコミュニケーション型のマーケティング手法のことです。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2018年に実施した「口コミサイト・インフルエンサーマーケティングの動向整理」調査によると、SNSの情報がきっかけで商品購入やサービス利用をしたことがあるのは、消費者庁「平成28年度消費生活に関する意識調査」によると、全体の1/4弱(23.4%)にものぼることがわかっています。

また、芸能人や有名人の情報がきっかけとなったことがあるのは全体では8.9%に対して、20代では2割以上という結果も明らかとなっています。

上記の結果と比例するように、SNSの普及状況についても20代の利用率が高く、年齢層が上がるにつれて利用率が下がる傾向があります。

このように、SNSで影響力をもつインフルエンサーが紹介している商品の購入を検討する傾向は若年層が強く、加えてSNSの利用率も高いため、インフルエンサーマーケティングが注目されていることがわかります。

また、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査に応じた企業のうち56%が、インフルエンサーを活用した広告マーケティング活動を「実施している/実施したことがある」と回答しています。

したがって、今後もインフルエンサーマーケティングが企業の商品PRに浸透し、普及していくと考えられるでしょう。

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拡大する市場規模、国内外問わず急速に成長

株式会社サイバーバズと株式会社デジタルインファクトの共同調査によると、国内の2020年におけるインフルエンサーマーケティング市場は317億円となり、2019年からの成長率が105%になる見通しです。

さらに、2021年以降も成長を続け、2025年には723億円(2020年の比率約2.3倍)にまで拡大すると予想されています。

また、世界的にもインフルエンサーマーケティングの市場規模が拡大していることは確認されています。

ドイツの調査会社、statistaが発表したデータによると、2016年に17億米ドルを記録した市場は、2020年には97億米ドルにまで成長しています。2021年には138億米ドルにまで拡大すると推測されており、直近の5年間で急成長を遂げたことがわかりました。

インフルエンサーマーケティングは国内だけでなく海外の企業も注目しており、さらに発展していくと考えられます。

インフルエンサーマーケティングの3つのメリット

インフルエンサーマーケティングは、強い影響力をもつインフルエンサーを起用することで、情報が拡散・浸透していきます。

さらに、詳細なターゲティングも可能です。また、マス広告と比較してコストがおさえられることもメリットでしょう。

ここでは、インフルエンサーマーケティングのさまざまなメリットについて紹介します。

1. インフルエンサーの投稿による影響、拡散力の高さ

インフルエンサーは、なんといっても情報発信力に長けているため、周囲の人々やフォロワーに与える影響が大きく、情報の拡散力が強いことも特徴です。

実際に株式会社サイバーエージェントが実施した2018年の調査では、インフルエンサーマーケティングを取り入れている企業に目的を質問したところ、「拡散、話題性の創出」が最も多かったことが明らかになっています。

また、SNSのインフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーはあくまで消費者目線で意見を投稿します。そのため、消費者にとって商品やサービスの信頼性が高くなることにもつながります。

2. ターゲティングとその効果分析がしやすい

インフルエンサーマーケティングでは、情報を届けたいターゲット層に向けて、的確に効率よく発信できます。

インフルエンサーの属性やフォロワーのプロフィールから、趣味嗜好を分析できることもメリットの1つです。インフルエンサーという存在を活用することで、マス広告と比較すると効率的にリーチできます。

さらに、エンゲージメントやプロモーションコード、パラメーターなどの設定によって、「広告から、どの層がどれくらい購入したか、サービスを利用したか」を確認できます。

3. 広告費のコスト削減

企業がインフルエンサーに案件を依頼する場合は、以下の3つのパターンが考えられます。

このうち、インフルエンサーと直接契約して取引できた場合は、仲介手数料などの費用をおさえられます。

また、大衆向けのマーケティングや広告に比べて、インフルエンサーマーケティングは細かいターゲティングができるため、マス広告と比べたコスト削減が期待できます。

インフルエンサーマーケティングのデメリット、注意すべき点

インフルエンサーマーケティングには上記で挙げたように、さまざまなメリットがありますが、デメリットや注意すべき点もあります。

注意を払えば避けられる問題であるため、インフルエンサーマーケティングを導入する際には気をつけましょう。

1. ステルスマーケティングに注意

ステルスマーケティングとは、企業から商品やサービスを宣伝する依頼や報酬を受けているのにもかかわらず、「広告ではない投稿」として消費者に宣伝する行為のことです。

インフルエンサーによるPRや投稿は、ステルスマーケティングと誤解されるリスクが伴います。「PRです」とインフルエンサーが明記していれば問題ありません。

ただし、ステルスマーケティングではないかと消費者に誤解されるだけでも、炎上が起きたり、企業のブランドイメージが崩れたりする可能性があるため注意が必要です。

ステルスマーケティングと消費者に疑われないように、インフルエンサーとのやり取りが重要になるでしょう。

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2. インフルエンサー選定の難しさ

インフルエンサーと企業のイメージがズレていると、目的に沿った高い成果が見込めないことがあります。

そのため、インフルエンサーのSNSによる投稿内容を見極めなければなりません。

また、フォロワー数が多く一定層からの人気があるように見えて、実際はフォロワーを買っている場合もあります。

近年では「フォロワー買い」をチェックできるサービスも登場しているため、インフルエンサーが本当にターゲットとする層に影響力を持っているかどうかは確認するべきでしょう。

なお、訪日ラボ別記事では、各国の人気インフルエンサーについて詳しく説明しています。

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インフルエンサーマーケティングの今後に注目

インフルエンサーマーケティングは、的確なターゲティングが可能なことや、商品の情報を多くのフォロワーに拡散できることが魅力です。

実際に、インフルエンサーの情報発信から購入につながる事例も多くなっています。そのため、SNSが普及、浸透している昨今では、見逃せないマーケティング方法でしょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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