ライブコマースとは?意味や特徴、代表的サービスを解説

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コロナ禍による外出自粛の影響でEC(Eコマース)の利用が伸びているなか、ECサイトとライブ配信を融合させた「ライブコマース」が注目を集めています。

特に中国では新型コロナウイルス感染拡大前からライブコマース市場が拡大し、コロナ禍による巣ごもり需要の高まりでその成長がさらに加速しています。

この記事ではライブコマースの概要と特徴、および中国を中心とした広がり、代表的プラットフォーム、日本企業の活用事例について説明します。

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ライブコマースとは?コロナ禍で注目が集まる新しいECの形

ライブコマースとは、インターネットでのライブ配信を活用したECの販売形態のことです。

ここではライブコマースとは何か、その市場規模について説明します。

ECサイトとライブ配信を組み合わせた販売形態

ライブコマースとは、ECサイトとライブ配信を組み合わせた販売形態のことです。

販売者が商品紹介をライブ配信で行い、その配信を見ている消費者が同時に商品について質問したり、商品を注文したりすることができます。

なお、ライブコマースでライブ配信をする販売者は中国では「ライバー(中国語:直播主)」と呼ばれており、メーカーやショップの店員による「自社ライバー」と、SNSで購買行動に多大な影響力を持つ人物による「KOLライバー」の2種類です。

これまではライブコマース中国を中心に盛んでいましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり消費の台頭により、中国だけではなく、アメリカや日本などにも広がりつつあります。

年々拡大しているライブコマース市場|中国では20兆円を突破

前述したとおり、ライブコマース中国で数年前から発展しており、その市場規模は年々拡大を続けています。

中国のテクノロジー専門メディア36krのシンクタンク「36kr Research」による「2020年中国ライブコマース業界研究レポート」は、2017年に190億人民元(約3,188億円)だった中国ライブコマース市場規模は2020年には9,610億人民元(約16兆円)に成長し、2021年には1兆2,012億元(約20兆円)に達すると予想しています。

また、中国互聯網絡信息中心(CNNIC)の「第47回中国インターネット発展状況統計報告」によれば、中国でのライブコマース利用者は2020年12月の時点で3.88億人にのぼり、中国のインターネットユーザーの39.2%を占めています。

コロナ禍によるEC需要の高まりや5Gネットワークの広がりに伴うライブ配信技術の高度化などを追い風として、今後ライブコマース市場がさらに成長するでしょう。

▲中国のライブコマース市場規模(単位:億人民元):36氪研究院より、編集部作成
▲中国のライブコマース市場規模(単位:億人民元):36氪研究院より、編集部作成

ライブコマースの特徴

ここからはライブコマースの特徴について説明します。

1. リアルタイムで顧客の悩みを解消

EC需要は近年拡大していく一方、購入前に実際に手に取ることができないため、ECでの購入に抵抗感を持っている人がいます。

しかしライブコマースでは写真や動画だけでなく実際に商品を使っている様子も見られるので、視聴者は実店舗に近い感覚で商品を選ぶことができます。

また視聴者は商品への疑問点や具体的な使い方について、リアルタイで販売者側に質問することができます。

こうした双方向コミュニケーションによって、視聴者は購入前に情報不足を解消でき、満足のいく購入につながりやすくなります。

さらに商品やブランドに対する認識も高まり、ファンの育成にもつながります。

2. コンバージョン率が高いが、返品率も高い

ライブコマースの視聴者は、通常のECサイトを巡回しているユーザーよりもコンバージョン率(商品購入率)が高くなる傾向があります。

視聴者が製品について詳しく知り、また親しみを持つことで、購買意欲が促進される効果があるからです。

日本人を対象とした調査ではありますが、株式会社ジャストシステムによる2019年9月の調査では、日本でライブコマースを試聴した経験のある人のうち、5割がそのまま商品を購入したことがあるという結果が出ています。

この続きから読める内容

  • 中国のライブコマースプラットフォーム4選
  • 1. 淘宝直播(タオバオライブ)
  • 2. 蘑菇街(MOGUJIE)
  • 3. 抖音(ドウイン)
  • 4. 快手(Kuaishou)
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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