「城泊・寺泊」800万円まで補助金 インバウンド対応の一環として、観光庁

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

観光庁は2021年5月24日、観光振興事業費補助金城泊寺泊による歴史的資源の活用事業)の公募を開始しました。

城泊寺泊インバウンド対応に向けての補助金で、800万円まで支給されます。

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

城泊、寺泊へのインバウンド対応に補助金

観光庁は、城、寺などで訪日外国人や上質な観光コンテンツを求める旅行者向けの滞在環境整備などに補助金を出すことを発表しました。

これにより、訪日外国人旅行者の長期滞在や旅行消費額の増加などが見込まれています。

補助の対象となるのはすでに城泊の取組を実施している、または城泊に対して具体的に計画をしている城と、すでに日本人向けに寺泊が運営されている寺です。

それぞれ経費の半額、1件当たり最大800万円まで補助されます。観光地域づくり法人(DMO)、地方公共団体または民間事業者を中心に構成される地域協議会、民間事業者などに補助されます。

補助対象事業となるのは訪日外国人観光客受け入れ環境整備事業と、体験型・滞在型コンテンツの整備、魅力向上についての事業です。

受け入れ環境整備には、客室改修、多言語対応、IT環境整備、感染症対策が含まれます。

コンテンツの整備にはコンテンツの企画、造成、またモニターツアー等にかかる費用やコンシェルジュ育成などが含まれます。

応募時期は2021年7月5日(月)までで、17:00観光庁必着です。

申請資料、交付要綱に関しては、以下の観光庁サイトからダウンロードすることができます。

観光庁:観光振興事業費補助金(城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業)の公募を開始します

世界からも注目される「城泊・寺泊」

城泊寺泊に対する外国人の需要は高まりつつあります。

民泊仲介大手Airbnb(エアビーアンドビー)によると、2021年1月から3月において、城や寺などのユニークな宿泊施設の検索数は2019年同時期と比べて94%増加しました。

城、寺を見る文化財ではなく「使う文化財」として、外国人にも楽しめるよう、コンテンツの造成や環境整備が求められていると考えられます。

関連記事
「旅行需要回復はこの100年で最大に」米エアビーCEO"コロナ前"超える業績に
城泊とは|長崎県平戸城、愛媛県大洲城、宮城県白石城の活用法

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

<参照>
Airbnb:Airbnb 2021 全サービス機能100件以上のイノベーションとアップグレードを実施
観光庁:城・社寺を見る文化財から「使う文化財」へ!~城泊・寺泊を核とした地域の歴史的資源を保全・活用する補助金~

【9/11開催】実例から学ぶ!店舗とECの露出最大化に向けた小売のためのOMO戦略

デジタルとリアルの垣根がなくなりつつある今、小売企業にとって「店舗とECのつながり方」は売上や顧客体験に直結する重要なテーマとなっています。

本セミナーでは、「Googleサービス × 在庫情報」によって来店とオンライン購入を両立させるmovのOMO戦略と、EC上でもリアルな接客を実現するvisumoのビジュアルマーケティング手法を、実例とともに徹底解説。

OMOの取り組みを“戦略で終わらせない”ために、今すぐ使える具体施策・成功パターンをお届けします。

<セミナーのポイント>

  • Googleサービスと在庫情報を連携させた“店舗&EC”への送客手法がわかる!
  • ECサイトから店舗への送客を生むコンテンツ設計が学べる!
  • 店舗とECをスムーズにつなぐ“OMOの成功パターン”が学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。

【9/11開催】実例から学ぶ!店舗とECの露出最大化に向けた小売のためのOMO戦略

訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。

アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。

参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。

視聴はこちら(無料)

【インバウンド情報まとめ 2025年8月後編】訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に8月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年8月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに