観光庁、既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業に1億円まで補助金 今月18日まで

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

観光庁は各地の観光拠点の魅力、収益力向上への取り組みを支援する「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」の「事業者連携型」の観光拠点再生計画の公募を開始しています。

採用予定件数は50件程度で、2021年6月18日まで募集しています。

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

観光庁、「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」募集開始

観光庁は、地域が作成した観光拠点再生計画に基づき、全国の観光拠点を再生、魅力や収益力を高める事業を推進する事業を開始しました。

この補正予算事業には「自治体DMO型」と「事業者連携型」がありますが、今回の募集は宿泊事業者・旅行業者を含む、5者以上の事業者で構成された事業者グループが対象となる「事業者募集型」です。

なお、自治体DMO型は2021年5月10日をもってすでに募集を締め切っています。

この事業では施設の改修やイベント開催、感染症対策、アクセス改善などの事業に対して1億円を上限に補助します。

具体的には宿泊施設高付加価値化改修、宿泊施設の換気・感染症対策等設備導入、観光施設の改修、交通関係事業、実証実験などに補助が行われる予定です。

今回の事業では50件程度を採択する予定で、採択可否の通知は7月ごろになる見通しです。

補助金交付までの流れ

補助金交付が決定されるまでには、以下の流れに沿って資料を提出する必要があります。

まずは観光拠点再生計画の作成が必要です。対象地域の規定、参加主体、明確な目標(旅行消費額、誘客数等)、達成に必要な事業案等の4点を盛り込んで作成する必要があります。

次に目標や実現性、資金調達の具体性の観点から審査されます。

審査を通過すると、事業を実施できます。この事業は2022年2月末までに完了する必要があります。

なお、事業に関してのオンライン説明会は終了しましたが、観光庁サイト上からYouTubeにアップロードされた動画を閲覧できます。

この事業の詳しい公募要領については、以下の参照リンクから確認できます。

関連記事
観光庁、地方での消費拡大に向けたインバウンド対応支援事業に補助金【令和3年度 訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業】
「城泊・寺泊」800万円まで補助金 インバウンド対応の一環として、観光庁

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

<参照>
観光庁:既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業

【12/2開催】店舗とデジタルの分断を超える!データ統合で実現する“シームレスな顧客体験”とは?


多くの小売企業が、店舗、EC、アプリ、LINEなど多岐にわたる顧客接点を持っています。しかし、そのデータは分断され、「同じお客様に一貫した体験を提供できない」という課題に直面し、その結果、最適なタイミングで適切な情報提供ができず、機会損失を招いています。

今回、このような悩みをもつ小売業者さまに向け「店舗とデジタルのあらゆるデータをシームレスにつなぐ顧客体験設計」を解説するセミナーを開催します。

国内外の事例を交え、小売企業の皆様に最新トレンドと実践法をお届けします。

<セミナーのポイント>

  • 店舗とECの在庫情報を連携させたOMO戦略の最新事例がわかる!
  • 顧客データ統合によるOne to Oneマーケティングの実践法が学べる!
  • 小売業のデータ分断課題を解決し、“シームレスな顧客体験”を実現するヒントが得られる!
詳しくはこちらをご覧ください。

【12/2開催】店舗とデジタルの分断を超える!データ統合で実現する“シームレスな顧客体験”とは?

【インバウンド情報まとめ 2025年11月後編】中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは? ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは?/ 10月の訪日外客数389.6万人、国別1位は韓国 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年11月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!

その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに