JNTO、外国人患者を受け入れる医療機関リストを多言語化へ

JNTOは、訪日外国人観光客のスムーズな医療機関へのアクセスを可能にするため、「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト」を更新し、同サイト上の多言語化を実施しました。

この医療機関リストはJNTOのウェブサイト上で公開されています。

医療機関リストの多言語化を実施

日本全体で観光立国が推進される中、各都道府県においても訪日外国人旅行者の増加を見据え、地域の活性化に向けて様々な取組が進められています。

そのような中政府は、訪日外国人に医療が必要となる場合に備えて、安心して医療を受けられる環境の整備に取り組んでいます。

また、増加する在留外国人に対しても、「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」として、日本各地で外国人患者が安心して受診できる体制の整備が進められています。

このような状況を背景に、観光庁は厚生労働省と連携して、外国人患者の利便性を高め、医療機関及び行政のサービス向上を目的として、「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト(以下、医療機関リスト)」をJNTOのウェブサイト上で公開しています。

今年の6月28日には、観光庁のウェブサイト上で公表された医療機関リストをもとに、同サイトの多言語化を実施しました。

日本語、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語に対応しており、ウェブサイト上では言語からはもちろん、地域や現在地からの検索が可能となっています。

医療機関リストのポイント

外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリストのポイントは以下の通りです。(観光庁の医療機関リストの解説を引用)

  1. 外国人患者への診療に協力する意思のある医療機関のうち、都道府県により適格性があると判断された医療機関が掲載され、都道府県が不適格と判断した医療機関は掲載されません。
  2. 都道府県が地域の医療体制を考慮して選出した医療機関は「外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関」として、以下の2つのカテゴリーを設け掲載されています。
    • カテゴリー1:入院を要する救急患者に対応可能な医療機関(都道府県で1つ以上)
    • カテゴリー2:診療所・歯科診療所も含む外国人患者を受け入れ可能な医療機関(二次医療圏に1つ以上)

観光庁のプレスリリースによって公表された医療機関リストには、47都道府県の医療機関がそれぞれ掲載されており、医療機関ごとの対応可能な言語も掲載されています。

外国人の訪日需要の増加に伴い、医療機関を利用する外国人患者は少なからず増えると考えられ、多言語に対応した医療機関リストも今後段階的に増やしていく必要がありそうです。

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<参照>
観光庁プレスリリース
観光庁外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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