本日午後8時より、東京五輪の閉会式が始まります。
開会式では海外から多くの反応が寄せられ、大会会期中もSNSでの発信などを通じて世界から注目が集まっていました。
日本のインバウンド業界の今後を左右する節目となった、東京五輪について振り返ります。
関連記事
五輪閉会式 鬼滅の刃、坂本九....日本のポップカルチャーに海外興奮
現在開催中の五輪閉会式 選手入場 世界から反応ぞくぞく
閉会式はきょう20時から 東京五輪を振り返り
五輪史上初の無観客での開会式、BGMには「ドラクエ」テーマソングも 世界のSNS上の反応は
五輪記者が気づいた日本の「おもてなし」に反響
五輪マスコット「ミライトワ」開閉会式不在に終わる…しかし好感度は上昇、なぜ?
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
若き選手のスポーツマンシップに感動の声
東京五輪で新たに競技種目として加わったスケートボードでは、10代の選手によるメダル獲得に注目が集まりました。
スケートボードの女子ストリートでは、13歳の西矢椛選手が日本人選手で最年少となる金メダルを、16歳の中山楓奈選手が銅メダルを獲得しました。
またスケートボードの女子パークでは、19歳の四十住さくら選手が金メダル、12歳の開心那選手が銀メダルを獲得しました。
15歳の岡本碧優選手は、女子パークで惜しくも4位となりましたが、演技後にほかの選手たちが健闘を称える様子に「感動した」という声が多く寄せられていました。

15歳の岡本碧優選手が銅メダルを逃した後、オーストラリアのポピー・オルセン選手らが彼女を肩に担いで励ましました。
Twitter:スケートボード・女子パークに関する投稿(https://twitter.com/ESPNAusNZ/status/1423092354081165318)
選手村の食事や日本のお菓子に熱視線
東京五輪では、競技にとどまらず選手村の食事にも注目が集まりました。
「世界一の餃子は選手村にある」
SNS上では、選手村で提供される食事について「美味しい」と絶賛の声が相次ぎました。
1964年の前回東京大会に続き、帝国ホテルのシェフがメニューの監修に携わっています。
メインダイニングとカジュアルダイニングの2つの食堂が設置され、24時間営業のメインダイニングには、約700種類のメニューが無料で提供されています。
「ワールド」や「アジア」と、イスラム教徒のための「ハラール」などさまざまなブースが用意され、うどんや焼き肉、ラーメンや豚汁といった日本食もそろえられました。
7人制ラグビー女子のアメリカ代表であるイローナ・マー選手は、動画共有アプリ「TikTok」で餃子を食べる姿を公開し、「世界一の餃子は選手村にある」と称賛しました。
また日本人選手も選手村のスイーツコーナーなどの様子を紹介し、注目を集めました。

「最高のコンビニアイス」
さらに東京五輪のために来日した外国人記者からも、アイスなど日本のお菓子に感動したという声が寄せられています。
シンガポールの放送局CNAのマシュー・モハン記者は自身のSNS上で、日本でおなじみの「チョコモナカジャンボ」を「最高のコンビニアイス」として賞賛しました。

▲Twitter:日本のアイスに関する投稿(https://twitter.com/MatthewMohanCNA/status/1421999159771467776)
写りこんだ「巨大ガンダム」に「超カッコイイ」
オリンピックの公式ツイッターが投稿した、スポーツクライミング競技の写真に写りこんでいた、巨大ガンダムの姿が国内外から注目を集めました。
会場となった青海アーバンスポーツパークで競技中の選手の背後に、お台場にある「ダイバーシティ東京 プラザ」フェスティバル広場で展示中の約20メートルの実物大ユニコーンガンダムが写ったものです。
SNS上では、ガンダムのファンなど多くの人々から、「超カッコイイ」「クール」など反応が寄せられました。

背景の巨大ロボットが、クライミングの写真をさらにクールに見せています!
▲クライミングに関する投稿(https://twitter.com/Olympics/status/1423215649728385029)
五輪選手への中傷相次ぐ
一方でSNS上では、五輪選手に対する誹謗中傷も相次ぎました。
選手自らが中傷をやめるよう訴える事態にも発展しており、日本オリンピック委員会(JOC)や国際オリンピック委員会(IOC)も対策に乗り出しています。
体操男子個人総合で金メダルを獲得した橋本大輝選手はTwitter上で、結果採点をめぐる批判などに対し自らの考えを表明しました。
同日、国際体操連盟(FIG)は採点規則を示したうえで、「採点は公正で正確だった」との異例の声明を出しました。
閉会式にも注目
東京五輪では競技の内容から、選手村の様子、日本のお菓子に至るまで、多岐にわたって注目が集まっています。
この後8時からの閉会式でも、何が話題になるのか注目されます。
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!