ダイヤモンド・プリンセスの日本発着クルーズが2022年春にも再開する見込みです。運営元のアメリカのクルーズ会社「Princess Cruise(プリンセス・クルーズ)」が、2021年の運航計画見直しとともに発表しました。
2020年2月に発覚した船内での新型コロナウイルスの大規模感染によって日本国内にも緊張が走り、クルーズ旅行も停止状態が続いていましたが、来春には約2年ぶりの運航再開が見られるかもしれません。
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来年春にダイヤモンド・プリンセスが日本寄港の計画
8月25日、プリンセス・クルーズは、2021年内にダイヤモンド・プリンセス号とアイランド・プリンセス号の2船で南米と南極でクルーズ運航を再開する予定でしたが、これをキャンセルとし、同時に2船の2022年の運航予定を発表しました。
発表において、来年春にダイヤモンド・プリンセスの日本のクルーズサービスを再開することが明らかになりました。
アイランド・プリンセスも含め、2022年には現段階でアラスカ、カリブ海、パナマ運河、メキシコ、ハワイ、カリフォルニア海岸のコースでの運航が予定されています。
パナマ運河発着コースは、2022年4月27日から14日間の運航予定であるということです。日本に寄港するコースの詳細は8月25日付の発表では示されていませんが、「プログラムの詳細は追って発表する」としており、運航自体は実施がほぼ確定であるようです。
旅行需要が長期的に停滞するなか、クルーズ船も例外ではありません。
中でも、ダイヤモンド・プリンセス号は、2020年に新型コロナウイルス感染症の大規模感染が確認されており、乗客の約2割にあたる712人がPCR検査にて陽性、少なくとも14人が死亡し、世界に衝撃を与えました。
感染発覚から2年を経て、「ウィズコロナ」となる時代に感染症対策を徹底したクルーズ旅行が再開する模様です。
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<参照>
Princess Cruises:Princess Cruises Announces Updated Return to Cruise Operations Timing for Island Princess and Diamond Princess
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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