中国の旅行大手「Trip. com」は3月23日、2021年第4半期および通期の営業実績を発表しました。
中国国内の旅行市場の回復にけん引され、同社の収益は前年対比で増加しました。
特に中国国内ので近距離旅行が増加し、コロナ前の2019年対比では30%以上も増加したことが分かりました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)中国旅行大手Trip.comが2021年実績発表
宿泊施設の予約やチケットの発券、パッケージツアーなどを行うワンストップ旅行サービスプロバイダである中国の「Trip.com」グループは、3月23日に2021年通期(2021年1月~3月)の営業実績を発表しました。
中国国内市場の回復で収益増
同社の事業は、主に中国国内の市場にけん引され、通年で収益増を達成しました。
2021年の純収益は200億人民元(約3,800億円)で、前年の2020年から9%増加しました。
国内近距離旅行はコロナ前の3割増に
特に中国国内市場の回復に大きく貢献したのが、中国国内での近距離旅行です。
第4四半期における省内の予約は、2019年よりも30%以上も増加し、地方のホテルの予約も50%増加しました。
さらに出張需要の回復も顕著となっており、法人旅行部門では売が第4四半期で前年同期比20%増となり、通期でも前年比54%増を記録しました。
※人民元円換算は訪日ラボ編集部算出(1人民元19円)
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<参照>
trip.com:Trip.com Group Limited Reports Unaudited Fourth Quarter and Full Year of 2021 Financial Results
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