株式会社JTBは3月18日、2022年の旅行動向に関する見通しを発表しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による海外渡航の制限が続いているため、国内旅行のみを対象とした見通しとなっています。
JTBではある程度感染症が抑制された状況が続いた場合、2022年の国内旅行者数は2019年比11%減の2億6,000人となり、前年から倍増すると予測しています。
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JTB、2022年国内旅行の見通し発表
株式会社JTBは3月18日、2022年の国内旅行を対象とした旅行動向の見通しを発表しました。
2022年の国内旅行者数は2億6,000人と推計
2022年の国内旅行者数は2億6,000万人と推計されており、これは2021年比では197%、コロナ禍以前の2019年対比では89%という水準になっています。
前年から引き続き少人数での旅行が中心となり、感染症対策をしたうえでの「エリアツーリズム」の傾向が続くものと見込んでいます。
今後旅行を予定している人は約4割
2021年は緊急事態宣言の発令などで旅行者数が低迷しましたが、9月末に緊急事態宣言が全面解除となり回復に転じました。
12月の延べ宿泊者数は2019年を超えたものの、オミクロン株の感染拡大により本格的な旅行回復の道筋は見えていないと指摘しています。
いっぽうで2022年はオミクロン株に出鼻をくじかれたものの、感染状況が落ち着いた後の旅行需要の高まりが期待されるとしています。
JTB総合研究所が2021年10月に実施した意識調査によれば、約4割が今後の旅行を検討しており、旅行需要の高さがうかがえる結果となっています。
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