中国政府は1月10日、日韓への新規のビザ発給を停止しました。中国外務省の報道官は、各国の水際対策に対抗する措置だとしています。
日本人・韓国人が中国へ渡航する際に必要な「ビザ」が停止されるため、日中間のビジネスに支障をきたすおそれがあります。
関連記事:"日韓ビザ停止"騒動の裏で、中国人向け訪日ビザが一部解禁
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中国政府、日韓への新規ビザ停止
中国政府は1月10日、日韓への新規のビザ発給を停止しました。各社報道によれば、中国外務省の報道官は「中国への差別的な入国制限措置に断固反対する」と述べており、水際対策に対抗する措置であることがわかっています。
人道目的以外の、商用ビザなどの申請ができなくなったということで、ビザ手続きの停止が長期化すれば日本から中国への出張が難しくなり、日中間のビジネスに支障が出るおそれがあります。
なお、韓国に対するビザも日本と同じく停止されており、これに対し韓国外務省の報道官は「韓国の措置は科学的で客観的な根拠に基づいたものだ」と強調しているということです。
1月10日20時現在では、在日本中国大使館による情報は出ていません。訪日ラボでは、引き続き関連情報について注視していきます。
※1月11日追記:中国の駐日本国大使館からも、ビザの発給停止に関する通知が10日夜にありました。参照:中华人民共和国驻日本国大使馆 通知
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<参照>
日本経済新聞:中国、日韓に新規のビザ発給停止 水際対策に報復措置
NHK NEWS WEB:韓国の中国大使館 中国訪れる韓国人への短期ビザ発給を停止
中国驻韩国大使馆:关于暂停签发韩国公民赴华短期签证的通知
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