中国政府は、これまで禁止していた海外への団体旅行とツアー旅行を、2月6日から一部の国に対して解禁すると発表しました。ただし日本への旅行は含まれていません。
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中国政府「団体旅行・ツアー旅行」一部の国で解禁
先日1月8日に制限が緩和されたのは「FIT(Foreign Independent Tour、個人での海外旅行)」で、感染拡大防止の観点から団体旅行、ツアー旅行(航空券 + ホテルのパッケージツアー)の再開は遅れていましたが、これが2月6日から解禁されることとなりました。
今回団体旅行・ツアー旅行が解禁されるのは、タイ、インドネシア、カンボジア、モルディブ、スリランカ、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ラオス、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、南アフリカ、ロシア、スイス、ハンガリー、ニュージーランド、フィジー、キューバ、アルゼンチンの20か国です。
中国人向けの旅行代理店やオンライン旅行会社は、今後これらの商品発売の準備や広報・宣伝などを行うことができるということです。
団体旅行・ツアー旅行解禁、日本は含まれず
今回の「団体旅行・ツアー旅行」解禁に、日本は含まれませんでした。他、韓国なども対象になっていません。
12月末以降の日本や韓国側の水際対策に中国は反発しており、今回の措置についても同様の理由から制限された可能性があります。
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