【世界の航空便増減まとめ 3〜5月分】日本の水際対策終了、GWの国際線は3倍に/世界各地で路線開設・再開・増便相次ぐ

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日本政府は新型コロナウイルス感染症の水際対策を4月28日いっぱいで終了し、すべての入国者に求められていた出国前72時間以内の陰性証明書とワクチン3回分の接種証明書の提示が不要となりました。

水際対策の緩和に伴って、ANAやJALなどの航空11社が発表したゴールデンウィークの旅客数は国際線、国内線ともに大幅に増加。とくに国際線は前年同期比でおよそ3倍となりました。

2023年3月の国際線利用率はANAが80.9%、JALが80.7%で、旅客数はANAとJALともに3年1か月ぶりに50万人を超えるなど、大きな盛り上がりを見せています。

日本国内はもちろん、世界各国で新規就航や再開、増便が発表されていて、今後も段階的に動きがあると予想されます。この記事では航空便の増減に関する動向を国ごとにまとめています。

※2023年5月時点における世界の航空便の運航情報をまとめています。以降の運行状況は変更されている場合があります。あらかじめご了承ください

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【東アジア】春秋航空、上海/浦東~福岡線を開設

東アジアでは、ANAが羽田~深セン線、春秋航空が上海/浦東~福岡線を開設するなど、新規路線開設や再開、増便などにより往来が活発化しています。

日本 5月から段階的に中国路線を強化

ANAは5月1日から成田~上海線を週3往復から1日1往復に増便するほか、5月20日からは羽田~深セン線を新規開設するなど段階的に中国路線を強化。これにより今後は中国からの訪日旅行客が増加することが予想されます。

JALも3月から段階的に新規就航や再開を発表。トピックとしては羽田〜上海線が新規就航や増便によって毎日3便を運航するとしています。そのほか、羽田〜北京線は毎日2便運航、羽田〜広州線、成田〜大連線はそれぞれ毎日運航へ増便しました。

首都圏以外について、5月からは大阪/関西〜上海(浦東)線、中部〜天津線も再開しています。首都圏以外を発着する路線も次々に再開するなど、今後は地方エリアにおけるインバウンド集客が増えていくことも期待できます。

ZIPAIRは成田~ソウル/仁川線を5月から1日2往復に増便したほか、7月1日からは成田~マニラ線を新規開設し、1日1往復で運航します。

日本トランスオーシャン航空(JTA)は6月22日と25日に、沖縄/那覇〜台北/桃園線のチャーター便を各日1往復で運航します。

<参照>

ANA:2023年度国際線路線・便数計画の変更について
JAL:2023年度夏期 国際線路線便数計画を追加決定
ZIPAIR:東京(成田)=ソウル(仁川)線増便
ZIPAIR:7月より東京(成田)=マニラ線就航!
JTA:JTA、 那覇=台湾(台北) 国際チャーターを運航!

中国 春秋航空、上海/浦東~福岡線を開設

春秋航空は、5月19日から中部~上海/浦東線を週2往復で再開するほか、6月5日に福岡~上海/浦東線を開設して週4往復で運航しています。

中国東方航空は中部~上海/浦東線を5月18日から再開しました。また6月12日からは福岡線を再開し、いずれも週2往復で運航します。

中国南方航空は5月8日から東京/成田〜大連線を、5月13日から東京/成田〜瀋陽線をそれぞれ週4往復に増便するほか、5月10日から東京/成田〜ハルビン線、5月12日から東京/成田〜長春線をそれぞれ週2往復に増便します。

中国国際航空は6月7日から、福岡〜大連〜北京/首都線の運航を週2往復で再開します。また深セン航空は5月29日から、大阪/関西〜無錫線を週3往復に増便します。

<参照>

Aviation Wire:春秋航空、中部初の上海再開 3年3カ月ぶり、5/19から週2往復
Aviation Wire:中国東方航空、中部と福岡再開へ 上海から週2往復ずつ
TRAICY:春秋航空、福岡〜上海/浦東線を開設 6月5日から週4便
TRAICY:中国国際航空、福岡〜大連〜北京/首都線の運航再開 6月7日から週2往復
中国南方航空:中国南方航空2023夏期日本路線運航スケジュール

台湾 スターラックス航空、サンフランシスコ線を開設へ

スターラックス航空は今年第4四半期に、北米2路線目となる台北/桃園〜サンフランシスコ線を開設します。北米路線の強化により、語学留学やビジネス用途、親族訪問、観光など幅広いニーズに対応するとしています。

アラスカ航空とのパートナーシップを締結することも発表。スルーバッゲージ(乗り換え時に航空会社が荷物を運んでくれるサービス)やマイレージ提携を実施するなど快適性の向上が期待されます。また、アラスカ航空のロサンゼルス、サンフランシスコ発着路線にも接続します。

TRAICY:スターラックス航空、台北/桃園〜サンフランシスコ線を第4四半期に開設へ

香港 キャセイパシフィック、香港~中部線を1日1往復に増便

キャセイパシフィック航空は7月3日から、中部~香港線を週5往復から1日1往復に増便します。

また香港空港管理局は、香港行き無料航空券をプレゼントする「ワールド・オブ・ウィナー」キャンペーンを、日本でも6月に実施する予定です。

全世界で50万枚用意されており、5月に韓国発、6月に日本発、7月に台湾発を実施します。

<参照>

Aviation Wire:キャセイ、中部7/3増便 1日1往復に、再開記念マイル2倍キャンペーンも
TRAICY:香港行き無料航空券、日本では6月に配布へ 全世界で50万枚用意

韓国 チェジュ航空、ソウル~大分線就航へ

エアプレミアは6月27日に、ソウル/仁川〜フランクフルト線を開設し、週4往復で運航します。

ジンエアーは5月8日から、北九州〜ソウル/仁川線の運航を再開し、6月28日まで週4往復、6月29日から1日1往復で運航します。

エアソウルは7月7日から8月30日までの期間限定で、札幌/千歳〜ソウル/仁川線を1日1往復で運航します。

LCCのチェジュ航空は5月12日から、1日2往復の中部〜ソウル/仁川線を期間限定で増便し、6月7日までの27日間は1日3往復運航します。また6月22日から、大分〜ソウル/仁川線を就航し、週3往復で運航します。

大韓航空は5月12日から6月25日まで、中部~ムアン間のチャーター便を運航します。

アシアナ航空は4月28日から、約3年ぶりに仙台~ソウル/仁川線を週3往復で再開します。

なお新興LCCのフライカンウォンは5月3日から6月30日まで、襄陽(ヤンヤン)~成田線を機材メンテナンスの長期化のため一時運休しています。

<参照>

TRAICY:エアプレミア、ソウル/仁川〜フランクフルト線開設 6月27日から週4往復
TRAICY:ジンエアー、北九州〜ソウル/仁川線の運航再開 5月8日から週4往復
TRAICY:エアソウル、札幌/千歳〜ソウル/仁川線を期間限定で運航 7月7日から8月30日まで
TRAICY:チェジュ航空、大分〜ソウル/仁川線就航 6月22日から週3往復
Aviation Wire:チェジュ航空、中部-ソウル期間増便 5/12から1日3往復に
Aviation Wire:大韓航空、務安から中部へ訪日チャーター 深夜早朝活用
Aviation Wire:アシアナ航空、仙台-ソウル再開 4/28から週3往復
Aviation Wire:韓国LCCフライカンウォン、成田一時運休 6/30まで

【東南アジア】ベトジェットエア、羽田~ホーチミン線を開設

東南アジアでは、ベトジェットエアが羽田~ホーチミン線を開設するなど、往来が活発化しています。

マレーシア エアアジアX、関空~クアラルンプール線を期間増便

エアアジアXは4月12日、大阪/関西〜クアラルンプール線を6月1日から、週4往復から1日1往復に期間限定で増便すると発表しました。日程はクアラルンプール発が6月1日から8月31日まで、関西空港発は6月1日から9月1日まで。

またエアアジアは6月16日からクアラルンプール〜汕頭線を再開し、7月1日にはコタキナバル〜北京/大興線を開設し、中国路線を拡大します。

<参照>

Aviation Wire:エアアジアX、関空-クアラルンプール期間増便 1日1往復に、6月から8月末まで
TRAICY:エアアジア、中国路線拡大 コタキナバル〜北京/大興線開設など

ベトナム ベトジェットエア、羽田~ホーチミン線を開設

べトジェットエアは7月16日に、羽田~ホーチミン線を開設し、1日1往復を運航します。また同社では5月10日から17日まで、日本~ベトナム7路線などを含む全路線を対象として、100万席分の無料航空券を販売しています。

ベトナム航空は当初の予定から1か月前倒しし、6月3日から成田〜ダナン線を週4往復から1日1往復に増便します。

<参照>

TRAICY:ベトジェットエア、東京/羽田〜ホーチミン線を7月16日開設 1日1往復
TRAICY:ベトジェットエア、100万枚の無料航空券販売 諸税別で片道1.4万円から
Aviation Wire:ベトナム航空、成田-ダナン6/3増便 1日1往復に、1カ月前倒し

インドネシア ガルーダ、ジャカルタ~羽田線を増便

ガルーダ・インドネシア航空は8月から、羽田~ジャカルタ線を週3往復から週4往復に増便します。

<参照>

Aviation Wire:ガルーダ・インドネシア航空、羽田-ジャカルタ8月増便 週4往復に

フィリピン フィリピン・エアアジア、成田~セブ線を開設

フィリピン・エアアジアは7月1日、成田〜セブ線を開設し、1日1往復で運航します。同社では2路線目となる成田路線です。

またフィリピンLCCのセブパシフィック航空は、5月1日から成田~セブ線、5月21日からは成田~クラーク線を再開しました。

<参照>

Aviation Wire:フィリピン・エアアジア、成田-セブ7/1就航 1日1往復
Aviation Wire:セブパシフィック航空、成田2路線5月再開 セブ1日1往復、クラークは週4往復

ウズベキスタン 成田~タケシント線を再開

ウズベキスタン航空は4月13日から、成田〜タシケント線の運航を週1往復で再開しました。

夏スケジュール期間中の期間運航となっており、2022年10月28日の運航を最後に運休していました。

機材はボーイング767-300型機から、ボーイング787-8型機へと切り替え、運航期間は2023年10月27日までを予定しています。

<参照>

TRAICY:ウズベキスタン航空、東京/成田〜タシケント線の期間運航再開 787-8で週1往復

【北・南米】加ウエストジェット航空、成田就航 初のアジア路線

北・南米地域でも、カナダのウエストジェット航空が初のアジア路線となる成田~カルガリー線を就航するなど往来が活発化しています。

アメリカ デルタ航空提案の羽田柔軟運用、米系4社でユナイテッドのみ反対

ハワイアン航空は4月末から3年ぶりにホノルル~福岡線を再開。ホノルル発を4月28日から、福岡発を30日から再開しています。

デルタ航空は、羽田~ホノルル・ポートランド線の夏スケジュール期間中の開設を見送る方針を決定しました。冬スケジュールの開設を見込んでいるとしています。

ユナイテッド航空は、10月28日から成田~ロサンゼルス線の運航を1日1往復で再開する見通しです。

また、ハワイアン航空はデルタ航空が5月1日に米国運輸省(DOT)に提案した、羽田空港の国際線発着枠の柔軟な運用案「羽田ゲートウェイフレキシビリティ」について賛同を表明しました。

これは米国の航空会社に割り当てられている羽田空港の発着枠について、3年間に限り米国内のどこからでも羽田に乗り入れられる制度で、アメリカン航空も賛同を表明しています。

一方ユナイテッド航空はこの案に対し、「デルタ航空の身勝手な計画だ」と非難しています。

<参照>

Aviation Wire:ハワイアン航空、福岡-ホノルル再開 A330で週3往復
TRAICY:デルタ航空、東京/羽田〜ホノルル・ポートランド線の夏スケジュール開設見送り
TRAICY:ユナイテッド航空、東京/成田〜ロサンゼルス線の運航再開 10月28日から
Aviation Wire:ハワイアン航空、デルタ航空の羽田柔軟運用案に賛同 米系4社で反対はユナイテッドのみ

カナダ ウエストジェット航空、成田就航 初のアジア路線

エア・カナダは10月28日に、バンクーバー~ドバイ線を週4往復で開設します。また10月29日から始まる冬スケジュール中も、日本発着4路線の運航を継続します。

ウエストジェット航空は5月1日、初のアジア路線となる成田~カルガリー線を週3往復で就航します。

<参考>

TRAICY:エア・カナダ、バンクーバー〜ドバイ線開設 10月28日から週4往復
TRAICY:エア・カナダ、冬スケジュールも日本4路線運航 関空〜バンクーバーは季節運休
Aviation Wire:カナダのウエストジェット、成田就航 787でカルガリー週3往復、初のアジア路線

【オセアニア】ニュージーランド航空、世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」導入

オセアニアでは、ニュージーランド航空が世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」を導入します。

ニュージーランド ニュージーランド航空、世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」導入

ニュージーランド航空は2024年9月から、世界初となる睡眠ポッド「スカイネスト」を導入します。

ボーイング787-9型機のエコノミークラスに3段ベッドとして備え、片道14時間~17時間以上のオークランド~ニューヨーク線とシカゴ線の超長距離2路線に導入する予定です。

また同社は6月25日から、オークランド〜サンシャインコースト線の季節定期便の運航を週3往復で再開し、10月15日まで運航します。

<参考>

Aviation Wire:ニュージーランド航空、3段ベッドを787エコノミー世界初導入 24年に北米路線
TRAICY:ニュージーランド航空、オークランド〜サンシャインコースト線を再開 6月25日から週3往復

【ヨーロッパ】ルフトハンザ、関西~ミュンヘン線を週3往復で再開

ヨーロッパでは、ルフトハンザ航空が大阪/関西~ミュンヘン線を週3往復で再開するなど往来が活発化しています。

北欧3国(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー) スカンジナビア航空、コペンハーゲン〜バンコク線開設

スカンジナビア航空は10月30日、コペンハーゲン〜バンコク/スワンナプーム線を季節定期便として開設します。バンコクへの直行便の乗り入れは9年ぶりです。レジャー需要の増加に対応して週3往復で運航し、双方向共に夜行便となります。

またアフリカへの乗り入れも再開し、11月4日から冬期の季節定期便として、コペンハーゲン・ストックホルム〜アガディール線を週1往復で運航します。

アフリカへの乗り入れは数十年ぶりで、大平洋に面したリゾート地であるモロッコ南部のアガディールでは、ゴルフやサーフィンなどのアクティビティが楽しめます。

<参考>

TRAICY:スカンジナビア航空、コペンハーゲン〜バンコク線開設 10月30日から週3往復
TRAICY:スカンジナビア航空、アガディール就航 北欧2都市から、アフリカへ数十年ぶりに乗り入れ

ノルウェー ノースアトランティック航空、ジャマイカ3都市に就航

ノースアトランティック航空は、ジャマイカの3都市に就航し、冬季の季節定期便として運航します。

10月29日から、ロンドン/ガトウィック〜バルバドス線を1日1往復、ロンドン/ガトウィック〜モンテゴベイ線を週4往復、10月31日からロンドン/ガトウィック〜キングストン線は週3往復をそれぞれ運航します。

これによりロンドン/ガトウィック発着路線は9都市となり、供給座席数で2番目に大きい長距離路線を運航する航空会社となります。

<参考>

TRAICY:ノースアトランティック航空、ジャマイカ3都市に就航

スイス スイス・インターナショナル・エアラインズ、冬スケジュールで長距離路線の運航拡大

スイス・インターナショナル・エアラインズは冬スケジュールで、長距離路線の運航を拡大します。

チューリッヒとジュネーブから、マイアミ・上海/浦東・シンガポール・カイロなどへの運航を増やし、マイアミには今夏の2倍の週14往復、上海/浦東へは週6往復、シンガポールとカイロへ1日1往復を運航します。

成田への運航も、週5往復で継続します。

<参考>

TRAICY:スイス・インターナショナル・エアラインズ、冬スケジュールで長距離路線の運航拡大 成田へ週5往復継続

ドイツ ルフトハンザ、関西~ミュンヘン線を週3往復で再開

ルフトハンザ ドイツ航空は現地時間の5月2日から、大阪/関西~ミュンヘン線を週3往復で再開しました。機材はエアバスA350-900型機です。

ルフトハンザによれば、同社の日本路線では唯一、出発時間が日本発と現地発ともに夜となっており出発日を有効に使えるとしています。

また現地着が早朝のため、より多くの都市への乗り継ぎが可能だということです。

<参考>

Aviation Wire:ルフトハンザ、関空-ミュンヘン再開 A350で週3往復

【中東】カタール航空、関空~ドーハ線を来年3月再開へ

中東では、エミレーツ航空が7月5日にドバイ~モントリオール線を開設するほか、カタール航空が2024年3月に大阪/関西~ドーハ線を再開するなど、世界各地との往来が活発化しています。

アラブ首長国連邦 エミレーツ航空、ドバイ〜モントリオール線開設

エティハド航空は3月28日、アブダビ〜北京/大興線を開設しました。北京・首都国際空港から発着空港を移管するもので、週1往復を運航します。

エミレーツ航空は7月5日に、ドバイ〜モントリオール線を1日1往復で開設します。同社は2007年にトロントに就航しており、カナダの乗り入れ都市は2都市に拡大します。

<参考>

TRAICY:エティハド航空、アブダビ〜北京/大興線を開設 首都空港から移管
TRAICY:エミレーツ航空、ドバイ〜モントリオール線開設 7月5日からデイリー

カタール カタール航空、関空〜ドーハ線を来年3/1再開へ

カタール航空は2024年3月1日から、大阪/関西〜ドーハ線の運航を再開します。同社の日本の就航空港は、羽田と成田に次いで3空港目となります。

同路線は2005年3月31日に就航しましたが、2016年3月31日をもって撤退していました。その後2020年4月6日から約4年ぶりに運航再開が計画されていたものの、新型コロナウイルスの影響で延期していました。

また9月1日から、ドーハ~オークランド線の直行便を1日1往復で運航します。ネットワーク拡張と路線最適化に伴うもので、ヨーロッパ主要市場からの利便性の高いアクセスを提供します。

<参考>

TRAICY:カタール航空、大阪/関西〜ドーハ線を来年3月1日再開 関空を夕方発着、約7年ぶり乗り入れ
TRAICY:カタール航空、ドーハ〜オークランド線直行便の運航再開 9月1日から1日1往復

トルコ ターキッシュ・エアラインズ、イスタンブール〜パレルモ線開設

ターキッシュ・エアラインズは5月5日、イスタンブール〜パレルモ線を開設しました。

パレルモはシチリア島の都市で、週4往復をボーイング737-800型機で運航します。

イタリアの就航都市は、ローマ・ミラノ・ベニス・ナポリ・ベルガモ・ボローニャ・カターニア・バーリをあわせ9都市目となります。

<参考>

TRAICY:ターキッシュ・エアラインズ、イスタンブール〜パレルモ線を開設 5月5日から週4往復

【その他】2月の提示到着率、首位はKLMオランダ航空 日本はトップ逃す

英データ分析会社のシリウム(Cirium)が公表した、2023年2月の航空会社別の定時到着率によれば、運航規模が大きい航空会社を示す「グローバル(全世界)」部門で、KLMオランダ航空(KLM/KL)がトップとなりました。日本勢は4か月ぶりの首位奪取とならず、「LCC部門」でも日本勢がトップから陥落しました。

また「空飛ぶ眼科」として知られる、国際NGOオービス・インターナショナルのボーイングMD-10-30型機「Flying Eye Hospital(フライング・アイ・ホスピタル)」は5月5日、関西空港を出発し、次の訪問先ベトナムへ向かいました。機内に眼科医院が設けられた世界で1機のみの機体で、日本での親善ツアーを終了しました。

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<参考>

Aviation Wire:MD-10「空飛ぶ眼科」関空出発しベトナムへ 元FedExの3発機
Aviation Wire:2月の定時到着率、日系“LCC”もトップ陥落 グローバル首位はKLM=英Cirium調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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