観光庁、「海外からのミーティング・インセンティブ旅行誘致競争力向上事業」の公募開始【上限500万円】

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観光庁は「海外からのミーティング・インセンティブ旅行誘致競争力向上事業」の公募を開始しました。

インセンティブ旅行とは、企業の成績優秀者や顧客などを旅行に招待し、表彰したり、特別な体験を提供したりする報奨旅行のことを指します。

応募対象は、旅行会社ホテルなどの事業者と地域関係者が連携し、ミーティング・インセンティブ旅行の誘致促進に取り組んでいる事業で、支援額の上限額は500万円。公募期間は、令和5年5月30日(火)〜7月4日(火)17:00です。


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会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

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“特別感”のあるコンテンツ開発・磨き上げの取り組み

海外の企業や団体のミーティング、インセンティブ旅行主催者のニーズに応えられるよう、「特別感」のあるコンテンツを開発したり磨き上げたりする費用を観光庁が支援する事業です。

日本のミーティング、インセンティブ旅行受け入れ国としての地位向上や、ビジネスイベントの誘致促進を目指すことが目的で、補助金や交付金などではなく、観光庁における調査事業の一環として実施するとしています。

支援額の上限は500万円

採択者はプログラムの実施後、実証経費として最大500万円(税別)の支援が受けられます。実証経費の対象は、企画・運営費や会場使用料、機材・備品費などで、公的な資金用途として社会通念上も適切と認められるものです。

また、プログラムの実施後は、公開報告書などにより事業内容の一部が公開されます。実際に行なったプロジェクトをほかの地域・組織に参考にしてもらうことで、海外からのミーティングやインセンティブ旅行の誘致競争力向上を目指すとしています。

募集要項

「海外からのミーティング・インセンティブ旅行誘致競争力向上事業」の具体的な募集要項は、以下の通りです。

1.募集する実証プログラム

募集する実証プログラムは以下3部門。

  • 「ユニークべニューの活用」部門(モデルイベントの実施)
  • 「モデルコース」部門(モニターツアーの実施)
  • 「文化・体験コンテンツ開発、磨き上げ」部門 ※チームビルディングなども含む

各部門によってプログラムの内容や実証経費の詳細が異なります。あらかじめ確認してください。

なおユニークベニュー(Unique Venue:特別な場所)とは、博物館や美術館、歴史的建造物、神社仏閣などで、会議、レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる会場のことをいいます。

詳しくは「『ユニークベニュー』って知ってますか?街全体の地域活性化に貢献&国際会議参加者が絶賛!」で紹介しています。合わせてご確認ください。

2.事業スケジュール

公募から実証経費精算までのスケジュールは以下の通りです。

  • 公募開始:令和5年5月30日(火)
  • 公募締切:令和5年7月4日(火)
  • 審査・選定:令和5年7月下旬
  • 事業実施説明会(採択団体向け):令和5年8 月上旬
  • 実施計画書提出:令和5年9月上旬まで
  • 事業実施期限:令和6年1月中旬までに実施終了
  • 事業完了期限:令和6年2月末までに精算終了

※変更の可能性あり

3.応募条件

ミーティング・インセンティブ旅行の誘客や企画、運営に関わる事業者(旅行会社ホテル、イベント会社など)と、地域関係者(コンベンションビューローDMO、地方自治体など)が連携し、誘致促進に取り組む事業が対象です。

また支援案件においては、実際のミーティング、インセンティブ旅行において、実施が予定されるユニークベニューにおけるイベントや、既存のコンテンツの磨き上げも含みます。

4.必要書類

応募から実施後までに必要な提出書類は以下の通りです。

  • 応募時:企画提案書
  • 採択後:実施計画書
  • 実施後:開催報告書、清算書(証憑書類の写し含む)

企画提案書は、観光庁の公式サイトからダウンロードし、作成後にメールで提出します。

送信メールの題名は「【応募書類提出】+団体名」、添付ファイル名は「【応募団体名】+プログラム名」です。

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<参照>

観光庁:「海外からのミーティング・インセンティブ旅行誘致競争力向上事業」の公募を開始します
観光庁:海外からのミーティング・インセンティブ旅行誘致競争力向上事業 募集要項

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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