ANAホールディングスは8月2日、同社の新LCC「AirJapan」が2024年2月9日より成田＝バンコク線を就航すると発表しました。今回が初の路線となります。
成田国際空港によれば、同空港を拠点とする本邦エアラインの就航は、約3年ぶりだということです。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
ANAの新LCC「AirJapan」成田=バンコク線を開設
2024年2月9日の成田＝バンコク線の開設をもって、新ブランド「AirJapan」の事業が開始されます。日本発旅程の航空券は、8月2日から購入可能です。
片道運賃は最低価格15,500円から設定。好みに応じてサービスを自由に組み合わせることができるとしています。
事前に購入できる機内食は、日本食を中心に13種類を用意しているほか、当日に注文できる軽食もあるなど、LCC並みの運賃でLCC以上の快適なサービスを提供していくねらいです。
運航スケジュール
火曜を除く週6日に運航します。成田発は17:55に出発し、バンコクに23:15に到着。バンコク発は00:15に出発、成田に8:10到着となっています。
AirJapanのターゲットは東南アジア
ANAホールディングスはニュースリリースで、「ANAおよびPeachブランドとは異なるマーケットをターゲットとしていく」としています。
具体的には「LCCのシェアが高く、LCCに乗り慣れている東南アジア」をターゲットとし、フードロス削減やSDGsへの貢献等、多様化するニーズに対しても、幅広くサービスや運賃の選択肢を用意して応えていくとしています。
また、「日本のエアラインならではの快適性を実現しながら日本への旅行をよりお楽しみいただくことにより、日本政府の2030年に訪日外国人観光客数6,000万人実現という目標にも貢献してまいります」とコメントしています。
もともと親日国であり、日本が行きたい旅行先1位に上がるほど訪日意欲が高まっているタイ。その首都バンコクと成田との間に新規LCCが就航するということで、今後もインバウンド需要のさらなる盛り上がりに期待が持てそうです。
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＜参照＞
ANAホールディングス：新ブランドAirJapan、2024年2月9日より 成田＝バンコク線に就航します！
成田国際空港株式会社：AirJapan、2024年2月9日より成田＝バンコク線に新規就航！
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
＜こんな方におすすめ＞
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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