国籍別宿泊数「中国」が引き続き1位、9月外国人宿泊数は953万【観光庁 宿泊旅行統計 2023年8・9月】

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

観光庁は、令和5年(2023年)9月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。9月の延べ宿泊者数は5,028万人泊で、前年同月比27.8%増となりました。

外国人宿泊者数は前月から57万人減の953万人泊(前年同月比1054.7%増)となっています。

また8月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。

関連記事:8月訪日外国人宿泊者数

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

9月の延べ宿泊者数は5,028万人泊、外国人は953万人泊

9月は全体、日本人、外国人ともに前月8月より宿泊者数が減少しましたが、いずれもコロナ前(2019年)の水準を超えています。

訪日外客統計でも9月は8月よりも例年減少する傾向にあるため、季節変動によるものであり、訪日需要回復の勢いが衰えたというわけではなさそうです。

以下はそれぞれ、対2022年比、対2019年比のグラフです。

▲2023年9月までの延べ宿泊者数推移(対2022年):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲2023年9月までの延べ宿泊者数推移(対2022年):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

▲2023年9月までの延べ宿泊者数推移(対2019年):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲2023年9月までの延べ宿泊者数推移(対2019年):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

客室稼働率は全体で57.5%で、前年同月から8.0ポイント高まりましたが、2019年同月比では5.9ポイント低い結果となりました。

最も稼働率が高かったのはビジネスホテルで、72.4%となっています。

8月の国籍別延べ宿泊者数、引き続き中国が1位

また、8月の国籍別延べ宿泊者数も発表されました。国籍別では、7月に引き続き中国が1位となっています。訪日外客統計では第3位であったことから、滞在日数の長さがうかがえます。

上位5か国は前月と変わらず、中国に続いて台湾韓国米国香港の順となりました。

▲国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2023年8月(第2次速報)):観光庁 宿泊旅行統計より
▲国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2023年8月(第2次速報)):観光庁 宿泊旅行統計より

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

<参照>

観光庁:宿泊旅行統計調査

【9/11開催】実例から学ぶ!店舗とECの露出最大化に向けた小売のためのOMO戦略

デジタルとリアルの垣根がなくなりつつある今、小売企業にとって「店舗とECのつながり方」は売上や顧客体験に直結する重要なテーマとなっています。

本セミナーでは、「Googleサービス × 在庫情報」によって来店とオンライン購入を両立させるmovのOMO戦略と、EC上でもリアルな接客を実現するvisumoのビジュアルマーケティング手法を、実例とともに徹底解説。

OMOの取り組みを“戦略で終わらせない”ために、今すぐ使える具体施策・成功パターンをお届けします。

<セミナーのポイント>

  • Googleサービスと在庫情報を連携させた“店舗&EC”への送客手法がわかる!
  • ECサイトから店舗への送客を生むコンテンツ設計が学べる!
  • 店舗とECをスムーズにつなぐ“OMOの成功パターン”が学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。

【9/11開催】実例から学ぶ!店舗とECの露出最大化に向けた小売のためのOMO戦略

訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。

アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。

参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。

視聴はこちら(無料)

【インバウンド情報まとめ 2025年8月後編】訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に8月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年8月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる


完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに