独自AI技術によるビッグデータ解析事業を展開するVpon JAPANが、千葉県を対象に訪日台湾人の動態調査を実施しました。
調査によると、コロナ前の2019年と比較して106.7%まで回復したことが明らかになりました。なかでも、松戸市への訪日客数が急激に増えたということです。
訪日台湾人の動態調査を実施
Vpon JAPANは、独自開発した「Vpon訪日旅行者マップ」を使って訪日台湾人の動態調査を行いました。
Vpon訪日旅行者マップは訪日外国人の動向をデータで可視化するツールで、今回の調査では成田空港があり、多くの訪日客が足を運ぶ千葉県を対象に実施されました。
コロナ禍前と比較して106.7%に増加

調査によると、2023年6月にはコロナ前の2019年のピーク時に比べて訪日台湾人客の数が106.7%まで回復していることが明らかになりました。

とくに松戸市が顕著に増加していて、コロナ禍前の2019年は千葉県全体における松戸市の訪日台湾人客数の割合は1.62%だったのに対し、2023年には9.83%まで増えています。
なかでも京成スカイライナー沿線が大きく増加していて、京成スカイライナーの新駅「新鎌ヶ谷駅」が開業したことで成田空港から松戸市へのアクセスが大幅に向上し、訪日客が松戸市へ容易に訪れられるようになったことが背景にあると推測できます。
松戸市の外国人誘客施策と今後の展望について
Vpon JAPANが松戸市へヒアリングしたところ、訪日外国人を誘客するためのさまざまな取り組みが行われていて、たとえば外国人向けガイドの育成や民泊施設の増加などに力を入れているということです。
コロナの影響もあって計画が後ろ倒しとなったものの現在も実行中であることから、松戸市は今後さらなる外国人観光客の増加が見込まれ、地域経済の活性化につながることが期待されています。
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<参照>
Vpon JAPAN株式会社プレスリリース:【Vpon独自調査レポート】千葉県(成田空港利用)の台湾観光客動態調査
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