欧州のフィンエアーは5月31日、コロナ禍で運休していた、中部国際空港(セントレア)~ヘルシンキ便を4年ぶりに再開しました。
10月26日まで週2便で運航し、冬は運休するものの、2025年夏には週3便に増便します。
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フィンエアー、中部~ヘルシンキ便を再開 コロナ明け4年ぶり
フィンランドのフラッグキャリアであるフィンエアーは5月31日、中部国際空港(セントレア)~ヘルシンキ便を4年ぶりに週2便で再開しました。
5月31日から週2便 2025年夏には週3便へ
フィンエアーは5月31日から、中部国際空港(セントレア)~ヘルシンキ便を再開しました。
中部国際空港を22時50分に出発し、ヘルシンキに翌朝5時55分に到着する便を金曜と月曜、ヘルシンキを0時15分に出発し、中部国際空港に19時5分に到着する便を木曜と日曜に運航します。
冬は運休するものの、2025年には3月30日から10月25日まで週3便で運航し、将来的に通年運航を目指します。
中部国際空港の欧州路線、コロナ後初の復活 出張需要取り込む
中部の玄関口である中部国際空港では、コロナ禍で欧州路線がゼロとなっており、今回が初の復活となります。
中部国際空港の犬塚社長は5月31日、記者会見を開き、同日から再開したヘルシンキ便について、今後の出張需要を取り込みたい考えを述べました。
また日本経済新聞によると、欧州に拠点がある愛知県の企業は500弱にのぼり、フィンランドのヘルシンキは欧州のハブ空港として、約70都市へ乗り継ぎが可能だといいます。一方で中部国際空港の2023年度のアウトバウンドは約122万人で、コロナ前の2019年度の41%にとどまっており、インバウンドの62%と比べても回復が鈍い状態です。
中部運輸局や中経連などの官民4団体は、「空を取り戻せ!今こそ使おうセントレア!」をキャッチフレーズに掲げ、4月から同空港の利用促進キャンペーンを行っています。
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セントレアグループ:フィンエアーのヘルシンキ便運航再開
セントレアグループ:空を取り戻せ!今こそ使おうセントレア!セントレア利用促進キャンペーン
日本経済新聞:中部空港、欧州便が再開 出張・観光需要取り込み
中部経済新聞:ヘルシンキ―名古屋線、4年ぶり再開 フィンエアーが週2便
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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
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