訪日客向けガストロノミーツーリズム強化へ JTB、「byFood.com」を通じた食体験コンテンツを販売開始

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株式会社JTBは7月1日、ガストロノミーツーリズムの強化を目的とした、新たな食体験コンテンツの販売を開始しました。

開発したコンテンツは、株式会社テーブルクロスの運営する「byFood.com」を通じて販売し、食と歴史を体験できる新しいガストロノミーツーリズムを推進します。

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JTB、訪日客向けガストロノミーツーリズム強化

株式会社JTBは、株式会社テーブルクロス(TC社)と連携し、ガストロノミーツーリズムに資する新たなコンテンツの販売を開始しました。

ガストロノミーツーリズムを推進し、観光立国推進基本計画における観光政策「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」の実現を目指します。

「byFood.com」を通じた食体験コンテンツの発売を開始

訪日客の旅行傾向は滞在日数や直行便の有無などさまざまな要因が影響し、日本の各地域への訪日客の来客数や消費額には濃淡があるのが現状です。

JTBでは以前より、ポテンシャルの高い「食」分野に注目し、地域と地域を「ガストロノミーツーリズムという文脈でつなぐこと」を目指しています。そこで食と歴史を体験できる新しいガストロノミーツーリズムを推進し、各都道府県が抱える地域内の回遊性や消費額に関する課題の解決や新たな市場の開拓につなげるといいます。

新たな取り組みではJTBの各支店が主体となり、各地域の関係者とともに地域特性を活かしたコンテンツの企画を造成。各地域の食文化にちなんだストーリーを発信し、訪問するだけではなく食文化や歴史を体験できるコンテンツを開発し、TC社の運営する「byFood.com」を通じて販売します。

第1弾は広島と福岡で

第1弾の取り組みは、広島と福岡で行われています。

広島では、「お好み焼き」をもとに紐解く広島の歴史をストーリーごと食体験化することで、県内での「もう1食」「もう1泊」を促し、県内の回遊や体験消費を推進します。

コンテンツの内容は、広島市民球場だったゲートパークを出発点として、夕方から自転車で原爆ドームや広島城などを巡り、夜の広島で街の復興と食の文化のストーリーを知るガイドツアーに参加するものです。

福岡では、福岡の歴史や文化を紐解きストーリーを食体験化することで、地域の経済圏の拡大を目指します。コンテンツの内容は、ユネスコ無形文化遺産に登録された和食を中心として、旬の食材を使った福岡の伝統的な食文化を楽しむものとなっています。

なお福岡のコンテンツは、JTB福岡支店が運営する「Enjoy! Kyushu」サイトでも販売開始されました。

<参照>

株式会社JTB:JTB、訪日外国人観光客向けガストロノミーツーリズムの強化を目的に、byFood.comを通じた食体験コンテンツの発売を開始

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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