日本政府観光局(JNTO)が7月19日に発表した訪日外客統計によると、2024年6月の訪日香港人数は25万0,600人でした。
同日、観光庁もインバウンド消費動向調査の結果を公表。2024年4-6月期の訪日香港人旅行消費額は1,743億円で、2019年同期を大きく超えました。
訪日香港人客数最新データ:月間25.1万人
日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2024年6月の訪日香港人数は25万600人で、コロナ禍前2019年の水準を大きく上回っています。

これまでの年間推移と、2024年上半期を比較してみましょう。2024年上半期は127万6,100人で、 2019年同期の109万7,889人から16.2%伸長しています。
このままのペースでいけば、2024年年間の訪日香港人数は過去最高記録となるでしょう。

訪日香港人消費額最新データ:4-6月期1,743億円
続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。2024年4-6月の訪日香港人旅行消費額は1,743億円で、こちらもコロナ禍前2019年の水準を大きく上回っています。
訪日客数と同様、消費額も過去最高となる可能性が高いといえます。

1人あたり消費額は26万9,748円
1人あたり消費額を見てみましょう。2024年4-6月の訪日香港人の1人あたり消費額は、26万9,748円でした。全市場の1人あたり平均消費額と比較すると3万1,026円多くなっています。
1人あたり消費額の構成をみると、最も大きな割合を占めたのは買物代で11万3,815円。次いで宿泊費が6万8,999円、飲食費が5万7,035円、交通費が2万2,344円、娯楽等サービス費が6,630円でした。2019年同期と比較して5つの費目全てが増加し、その中でも買物代は5万円以上の増加となっています。

以上、香港の最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、香港のインバウンド動向や香港人観光客の特徴などをまとめていますので、ぜひご覧ください。
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