8月7日、株式会社出羽庄内地域デザインは、山形県庄内地域の観光情報を提供する英語サイト「The Northern Heart of Japan(ザ・ノーザンハート・オブ・ジャパン)」をオープンし、オーダーメイドツアー事業を拡大する方針を発表しました。
高付加価値な観光コンテンツでインバウンドを誘致しつつ、持続可能な地域づくりを進めるとしています。
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出羽庄内地域の観光情報を英語サイトで外国人に向けて発信
株式会社出羽庄内地域デザインは8月7日、出羽庄内地域の文化や食について深く掘り下げた観光情報を、欧米豪の富裕層旅行者向けに紹介する英語版ウェブサイト「The Northern Heart of Japan(ザ・ノーザンハート・オブ・ジャパン)」をオープンしました。この英語サイトでは、同社発刊の地域文化情報雑誌「Cradle」バックナンバー特集から文化や食などの17特集を抜粋して掲載し、出羽庄内の豊かな歴史・文化・食の魅力を全世界に発信していくとしています。
掲載予定の17特集の一例は以下の通りです。
- 出羽三山時空を歩く
- 土門拳の肖像
- 地芝居、黒森歌舞伎の1年
- 清風万里の秋、禅堂を訪ねて
- どこかの畑の片すみで(在来作物の生産者を取材し食べ方などを紹介)
- 本間美術館を訪ねて
- 黒川能の里
- 松ヶ岡開墾150年
出羽庄内の魅力を体感できるツアー事業を展開
同社は英語サイトを起点として、出羽庄内の文化を体感できるオーダーメイドツアー事業を展開していく予定です。ツアーでは、Cradle編集長自らが地域を案内し、外国人観光客の「日本の地方の、本物の文化に触れ、地域の人と交流することで、今後の生き方に新たな発見を得たい」という要望に応えるとしています。これまでにも、同社は「Cradle」を通じて、旅行会社との連携で地域で作った旅行ツアーを国内旅行者向けに推進し、好評を得てきました。英語サイトの開設は、旅行ツアーを富裕層向けに提供するための取り組みといえます。
高付加価値コンテンツで持続可能な地域づくりを目指す
同社は、これまでに培ってきたネットワークを生かし、地域4行政と地域内外観光関連10団体との連携で高付加価値な観光コンテンツを創出し、欧米豪を中心とした富裕層を誘客しつつ、持続可能な地域づくりを進める方針です。
今後は首都圏の旅行会社とも連携し、出羽庄内への集客の拡大を図ります。
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<参照>
株式会社 出羽庄内地域デザイン:山形県庄内地方(出羽庄内)に特化したオーダーメイドツアー事業を欧米豪の富裕層旅行者をターゲットに拡大!
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訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
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