【成田空港】お盆期間の国際線旅客数、約99万人で2023年より増加の見通し

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成田国際空港株式会社は、2024年度のお盆期間中に成田空港を利用した旅客数の推計と期間内のピーク日を発表しました。

対象期間は2024年8月9日(金)から8月18日(日)の10日間です。

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国際線は増加、国内線は微減

国際線の旅客数は、出国数が50万1,400人(2019年度同期比92.8%・2023年度同期比136.8%)、入国数が48万4,500人(2019年度同期比93.8%・2023年度同期比131.9%)、合計98万5,900人(2019年度同期比93.3%・2023年度同期比134.3%)と推計されました。

旅客数はコロナ前の水準には届かなかったものの、2023年度との比較では大きく伸長する見通しです。

国内線の旅客数は、出発数が12万5,500人(2019年度同期比92.2%・2023年度同期比93.5%)、到着数が12万6,500人(2019年度同期比94.0%・2023年度同期比93.1%)、合計25万2,000人(2019年度同期比93.1%・2023年度同期比93.3%)と推計されました。

昨年度の旅客数から伸長の見通しが立てられている国際線とは対照的に、国内線は昨年度と比較して若干の減少傾向が見込まれています。

▲2024年度夏季繁忙期 国際線・国内線別利用者数:成田国際空港株式会社ニュースリリースより
▲2024年度夏季繁忙期 国際線・国内線別利用者数:成田国際空港株式会社ニュースリリースより

国際線のピーク日は8/10・8/17

国際線におけるピーク日は、出国者数では8月10日(土)で5万7,000人、入国者数では8月17日(土)で5万4,600人としています。

また国内線におけるピーク日は、出国者数では8月10日(土)で1万3,500人、入国者数では8月18日(日)で1万3,500人としています。

▲2024年度夏季繁忙期 国際線・国内線別ピーク日:成田国際空港株式会社ニュースリリースより
▲2024年度夏季繁忙期 国際線・国内線別ピーク日:成田国際空港株式会社ニュースリリースより

ピーク日以外の日程の乗客数の推計についても以下の通り発表しています。

国際線においては、出入国それぞれで第3ピークまでは5万人を超える見込みとなっています。

■出国

  • 第1ピーク:8/10(5万7,000人)
  • 第2ピーク:8/9(5万5,300人)
  • 第3ピーク:8/11(5万5,000人)

■入国

  • 第1ピーク:8/17(5万4,600人)
  • 第2ピーク:8/18(5万4,100人)
  • 第3ピーク:8/16(5万500人)
▲2024年度夏季繁忙期 国際線旅客推計値:成田国際空港株式会社ニュースリリースより
▲2024年度夏季繁忙期 国際線旅客推計値:成田国際空港株式会社ニュースリリースより
▲2024年度夏季繁忙期 国内線旅客推計値:成田国際空港株式会社ニュースリリースより
▲2024年度夏季繁忙期 国内線旅客推計値:成田国際空港株式会社ニュースリリースより

2024年夏、インバウンド市場の動向に要注目

成田空港の夏季繁忙期について、コロナ前である2019年を超えてはいないものの、ほとんど同水準まで戻ってきているといえる見通しとなりました。

夏はインバウンド市場が盛り上がる時期であり、特に今年は好調に推移した上半期を経て、過去最高の記録となるか注目が集まっています。政府による「(2024年は)訪日外客数3,500万人・消費額8兆円も視野に入る」という発表も、夏の結果次第で見通しが変化します。

日本の空の玄関口である成田空港においても、今回発表された推計値からどのような結果になるか注視していくとよいでしょう。

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<参照>

成田国際空港株式会社:2024年 お盆期間の旅客推計について

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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