Airbnb Japan株式会社は8月8日、新潟県佐渡市と「地域の活力向上と賑わいあふれるまちづくり」を目指す連携協定を締結しました。
7月27日に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録され、さらなる観光客の増加が見込まれるなか、二地域居住の推進や、交流型観光による長期滞在の推進に取り組みます。
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Airbnb Japan、新潟県佐渡市と連携協定締結
世界最大級の宿泊予約プラットフォーム「Airbnb」の日本法人である、Airbnb Japan株式会社は8月8日、新潟県佐渡市と連結協定を締結したと発表しました。
「二地域居住」や交流型観光による「長期滞在」の推進を目的に、産業振興の基盤となる地域コミュニティの育成を通じて「地域の活力向上と賑わいあふれるまちづくり」を目指します。
「佐渡島の金山」が世界文化遺産に、観光客の増加に期待
観光庁によれば、2023年の外国人のべ宿泊者数は約1.1億人にのぼり、コロナ前の2019年とほぼ同水準まで回復しました。2024年6月の外国人宿泊者数は1,319万人泊で、2019年同月比では37.6%増となっています。
宿泊者数が順調な推移を見せる一方で、訪日外国人観光客の宿泊先は大都市圏が中心となっており、旅行者の地方への分散を進める必要があります。
新潟県佐渡市では、7月27日に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録され、今後さらなる観光客の増加が期待されています。
佐渡市での二地域居住・長期滞在を推進
旅行者への地方への分散に加えて、観光立国推進基本計画で掲げられた「インバウンド旅行者一人あたりの地方部における宿泊数を2025年までに2泊とする」という目標達成に向けては、旅行者の長期滞在促進が欠かせません。
佐渡市では少子高齢化や過疎化により全国に先駆けて人口減少が進むなか、生産年齢人口確保を目指し「起業成功率No.1の島」を掲げ、若い起業家を中心に企業誘致等に取り組んできました。
今回のAirbnbとの連携協定締結により、「二地域居住」や「長期滞在」による関係人口拡大への取り組みを強化します。佐渡市内の空き家を活用した拠点づくりや、地域コミュニティの育成と人材確保の強化を通じ、都市住民が農山漁村などの地域にも同時に生活拠点を持つ「二地域居住」を推進します。
また長期滞在者向けの受け入れ体制を強化しながら、佐渡市内での滞在期間を伸ばす交流型ワーケーションなどで連携し、「長期滞在」の需要創出を目指します。
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Airbnb Japan株式会社：＜Airbnb、新潟県佐渡市と連携協定を締結＞二地域居住の推進・交流型観光による長期滞在の推進を目的に「地域の活力向上と賑わいあふれるまちづくり」を目指す
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