東京地下鉄株式会社(以下、東京メトロ)は、8月30日に訪日外国人観光客向けアプリ「Tokyo Metro For Tourists」の配信を開始しました。
訪日外国人の満足度向上を目指し、東京観光に役立つ情報を多言語でまとめています。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
東京メトロの利用方法やおすすめの観光スポットを多言語で案内
東京メトロは8月30日、訪日外国人観光客向けアプリ「Tokyo Metro For Tourists」の配信を開始しました。
当アプリは、英語・韓国語・中国語(繁体字・簡体字)・タイ語・フランス語・スペイン語の計6言語に対応しており、東京メトロの利用方法など、観光に役立つ情報を多言語で入手できます。

さらに、初回利用時に「行きたい場所」「東京でやりたいこと」を選択することで、内容に応じたおすすめの観光スポットが表示される機能も搭載されています。

訪日外国人観光客の主要な困りごとに対応
観光庁の「訪日外国人旅行者の受入環境に関する調査」によると、訪日外国人が旅行中に困ったこととして、「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」は回答者の13.4%、「公共交通の利用(乗り場、経路の情報、乗換方法等)」は12.8%が挙げています。
今後さらなるインバウンド需要の拡大が見込まれる中で、こうした困りごとに対して、「Tokyo Metro For Tourists」が解決策の一つとなることが期待されています。
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<参照>
東京地下鉄株式会社:訪日外国人旅行者用アプリ「Tokyo Metro For Tourists」配信開始!
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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