成田国際空港会社(NAA)は8月29日、成田空港の7月の運用状況について発表しました。
円安の影響や、各国が夏季休暇シーズンに入ったことなどから、国際線外国人旅客数は過去最高の192万人を記録しました。
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成田空港、7月の運用状況を発表
成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は8月29日、成田空港の7月の運用状況を発表しました。
国際線外国人旅客数、過去最高の192万人を記録
成田空港の7月の国際線旅客数は、2019年同月比13%減となる278万人でした。
そのうち外国人旅客数は、円安の影響や各国が夏季休暇シーズンに入ったことなどから、過去最高の192万人を記録(前年同月比34%増 / 2019年同月比20%増)しました。
単月記録を4月以来3か月ぶりに更新し、単月で190万人を超えるのは開港以来初めてとなりました。
一方で国際線の日本人旅客数は62万人で、前年比では19%増となったものの、2019年同月比では49%減と回復の遅れが際立っています。
総旅客数は346万人 8か月連続で300万人上回る
国際線と国内線を合わせた総旅客数は、前年同月比18%増となる346万人で、8か月連続で300万人を上回りました。コロナ前の2019年同月比では11%減となっていますが、3年4か月連続で前年を上回り、9割前後の回復が続いています。
国内線については、旅客数は2019年同月比1%減となる68.1万人で、7月としては2019年の68.9万人、2023年の68.8万人に次いで3番目に多い水準となりました。
なお貨物便は、国際航空貨物量が前年同月比7%増、2019年同月比2%減となる16.9万トンで、4か月連続で前年を上回っています。
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