成田国際空港株式会社は5月28日、2025年度(2025年4月〜2026年3月)の通期連結決算を発表しました。
旺盛なインバウンド需要により、営業収益は前年度比5.9%増を記録し、5期連続の増収および民営化以降の最高値を更新しています。
特に航空需要の回復が顕著で、アジアや北米路線を中心とした新規就航・増便を背景に、国際線の発着回数は年度として過去最高を記録しました。これに伴い、外国人旅客数も過去最高となる2,410万人に達しています。
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成田空港、旺盛なインバウンド需要により増収
成田国際空港が発表した決算概要によると、営業収益は前年度から156億円増(5.9%増)の2,794億円に達し、5期連続の増収を達成するとともに民営化以降の最高値を記録しています。
旅客の回復に伴い、空港使用料収入や旅客施設使用料収入、免税店などの物販・飲食収入が増加したことが全体の売上を押し上げました。
一方で、諸物価の高騰や急速な需要拡大に対応するための施設運営費、老朽化設備の修繕・更新費用といったコストの増加により、本業のもうけを示す営業利益は前年度比2億円増(0.6%増)の425億円と微増にとどまりました。
さらに固定資産除却損などの発生も影響したことから、最終的なもうけを示す当期純利益は前年度比80億円減(23.0%減)の270億円にとどまっています。

国際線発着回数・外国人旅客数ともに過去最高
航空機発着回数は、全体として前年度比3.5%増の25万4,000回と好調に推移しました。
特に国際線発着回数は、アジアや北米路線を中心に新規就航・増便があったことで、年度として過去最高となる20万5,000回(同5.3%増)を記録しています。一方、国内線の発着回数は同3.4%減の4万8,000回にとどまりました。
航空旅客数においては、国際線の外国人旅客数が同6.0%増の2,410万人を記録し、過去最高を更新しています。また、国際線の日本人旅客数も同10.8%増の918万人と好調に推移したことで、総旅客数としては歴代2位の水準まで回復する結果となりました。

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成田国際空港株式会社:2025年度(2026年3月期)連結決算について
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