株式会社ぐるなびは9月2日、「楽天ぐるなび外国語版」のリニューアルを発表しました。インバウンド市場の拡大を受けて、外国人ユーザーの利便性向上を目指します。
さらに、台湾・香港の女性向けメディア「Japaholic」との本格連携も開始されています。
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株式会社ぐるなび、「楽天ぐるなび外国語版」をリニューアル
株式会社ぐるなびは9月2日、「楽天ぐるなび外国語版」のリニューアルを発表しました。
トップページを7年ぶり刷新、外国人ユーザーの利便性向上へ
インバウンド需要が急激に回復するなか、「楽天ぐるなび外国語版」でも、ネット予約数が直近1年で約1.6倍へと推移しており、今後もさらなる増加が期待されています。
そこで外国人ユーザーの利便性向上と、飲食店のインバウンド集客支援のため、7年ぶりに「楽天ぐるなび外国語版」のリニューアルが実施されました。
まずトップページを刷新し、エリアや業態検索に加えて、新設した「特集ページ」へのリンクを目立たせました。さらに「訪日外国人に人気のエリア×業態」や「外国人ユーザーに人気の記事」へのリンクも追加し、ユーザーのニーズに応じたコンテンツ配置により、店舗ページへの動線を強化しています。
新設の特集ページは、外国人ユーザーのニーズが高いテーマを切り口とし、特集ページ一覧を用意してサイト内の回遊性を高めます。
台湾・香港の女性向けメディア「Japaholic」との本格連携も
ぐるなびは、台湾微告股份有限公司(MicroAd Taiwan, Ltd.)が運営する台湾最大級の親日女性向けメディア「Japaholic」と2023年3月から連携のトライアルを開始していました。
「Japaholic」は「Japan-holic(日本中毒者)を作る」をコンセプトに、日本のショッピング・グルメ・ファッション・美容・エンタメ情報などを発信しています。
トライアルでは、繁体字と英語のユーザーへのアプローチ強化により、2024年8月時点で両言語からのサイト流入が前年比で約1.3倍となりました。
今回のリニューアルでは、さらなるサイトへの流入増加を図るため「Japaholic」と本格的に連携し、特集ページとの連動施策も新たに開始します。
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株式会社ぐるなび:「楽天ぐるなび外国語版」をリニューアル
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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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