訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは今週公開した記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。
インバウンド対策に携わる方のヒントになる数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事も併せてご覧ください。
2,688万人
2024年1月-9月までの累計訪日外客数
日本政府観光局(JNTO)は10月16日、2024年9月の訪日外客数を発表しました。
9月の訪日外客数は287万2,200人で、2019年同月比26.4%増を記録し、23市場のうち18市場では9月の過去最高を記録しました。
また、9月までの累計人数は2,688万200人で、すでに2023年の年間訪日客数(2,506万6,350人)を上回っています。
こちらの記事では、2023年から2024年の訪日外客数の推移や、国別での人数の内訳を掲載しています。
→9月の訪日外客数287万人、1-9月累計で2023年上回る
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20億人
2024年の国慶節期間(10月1日〜7日)に地域外に移動した人の数
中国交通運輸部の発表によると、今年の中国国慶節期間中に延べ20億300万人が地域外に移動しました。1日の平均は2億8,600万人で前年同期比で平均3.9%の増加となり、旅行消費額も前年・コロナ前を上回りました。
訪日インバウンドに関しては、中国OTA・Ctripの調査で日本が人気海外旅行先1位となりました。家族旅行の割合も増加し、消費額が高くなる傾向が見られます。また、アニメや映画の「聖地巡礼」も引き続き人気です。
なお、中国大使館による訪日旅行を計画している旅行者へ向けた注意喚起の影響は、現時点で大きくないと考えられますが、今後の状況を注視する必要があります。
こちらの記事では、2024年国慶節の旅行動向や訪日インバウンド動向を解説しています。
→2024年の中国国慶節はどうだった?延べ「20億人」以上が移動、訪日市場の動向は関連記事:
2年連続の1位
大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」の読者投票ランキングで、日本が2年連続で「世界で最も魅力的な国」に選出
米国版と英国版の両方で1位を獲得し、高い評価を受けています。
さらに、米国版の「世界で最も魅力的な大都市」部門では東京が1位に選ばれました。この結果は、日本の観光地としての魅力が国際的に認められていることを示しており、インバウンド観光の更なる発展が期待されます。
こちらの記事では、大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」、読者投票ランキングについて解説しています。
→日本が「世界で最も魅力的な国」に選出 大手旅行雑誌で2年連続1位
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