京都で弁当事業を行う株式会社京はやしが、30種類のメニューにおいてハラル認証を取得したことを、一般社団法人ハラル・ジャパン協会が発表しました。
関西圏で本格的なハラル認証を取得した弁当として初の事例であり、大阪・関西万博会場や近隣施設での需要を見込みます。
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関西初、弁当事業で本格的なハラル認証を取得
「ハラル(ハラール)」とはアラビア語で「許されたもの」を意味し、イスラム教の法律「イスラム法(シャリーア)」において合法とされている食事や服装などのことを指します。
ムスリムは、全世界の人口の約4分の1を占め、20億人にものぼります。また近年では、日本を訪れるムスリムの訪日外国人観光客が増加しており、観光業や宿泊業ではムスリム向けの食事の提供が求められるようになりつつあります。
「京はやし」は、そうした動向や2025年の大阪・関西万博の開催を受けて、宿泊施設や旅行、ツアーなどでムスリム向けの弁当需要が高まることを見据え、ハラル認証を取得しました。
牛肉や鶏肉を使用した全30種類のメニュー
「京はやし」は、全30種類のメニューでハラル認証を取得しました。ムスリムのインバウンド客が安心して食べやすい、牛肉や鶏肉を使った弁当が充実しているといいます。
今回ハラル認証を取得した弁当には、以下のような種類があります。
- ハラル和牛めし弁当
- ハラル和牛ハンバーグ弁当
- ハラルチキン唐揚げ弁当
- ハラルおにぎり弁当
- ハラル鮭弁当
また、弁当以外にも総菜やビュッフェ、世界でも人気が高まっているおにぎりなどでもハラル認証を受けています。そのほかにもヴィーガン(ベジタリアン)対応のメニューも揃えています。

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