Googleマップは月間20億人のユーザーを誇ることから、多くの訪日外国人もGoogleマップを活用して店舗や施設を検索していると推測できます。
本記事では、ビジネスシーンでGoogleマップを活用する際に知っておきたいポイントを解説します。
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「Googleビジネスプロフィール」と「ビジネスグループ」の違い
まずは、「Googleビジネスプロフィール」と「ビジネスグループ」の違いについて解説します。
Googleビジネスプロフィールとは
Googleビジネスプロフィールは無料で利用可能なビジネス用ツールです。店舗や施設はGoogleビジネスプロフィールにオーナー登録することで、Googleの検索結果やGoogleマップに表示される自社の情報を管理して更新できます。
Googleビジネスプロフィールでは自社の情報をネット上に掲載できるだけでなく、さまざまな機能を活用してビジネスの魅力を伝えられる点が特徴です。
詳しくは「Googleビジネスプロフィールとは?インバウンド客を集客する方法やメリット、注意点など」の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
ビジネスグループとは
Googleマップは、Googleアカウントにログインして利用するとさらに便利に利用できます。
GoogleマップなどGoogleのサービスをビジネスで利用する際は、「ビジネスグループ」を使用しましょう。
ビジネスグループを活用すれば、ビジネスに関係している複数人のユーザーで、1つのアカウントを使って共同作業ができます。
<参考>
Googleビジネスプロフィール ヘルプ:ビジネス拠点グループについて
集客にはGoogleビジネスプロフィールを利用しよう
Googleマップは国内外のマップアプリでシェア率1位のサービスです。Googleマップ上に店舗・施設情報を登録することで、月間で20億人に及ぶGoogleマップユーザーに訴求できます。さらに店舗予約・注文用のURLや電話番号を登録しておくことで、集客も期待できます。
Googleマップを活用「しない」ことによるデメリットもあります。Googleマップは、第三者であるユーザーやGoogleが店舗情報を登録したり、更新したりすることが可能です。
ユーザーにより投稿された口コミが店舗にとってネガティブなものであったり、投稿された写真が店舗と関係のないものだったりといった問題も度々発生します。そのため、オーナー自らが店舗情報を健全な状態に保てるよう、管理する必要があるのです。
業種別Googleビジネスプロフィール活用術まとめ
最後に、業界別のGoogleビジネスプロフィール活用術をリンク付きで紹介します。
1. うどん店
訪日外国人からも人気のうどん。安くてお手軽に食べられることから、外国人からも人気の日本食のひとつです。
うどん店のGoogleビジネスプロフィール活用術や活用するメリットなどにつていは、「インバウンド対策の第一歩に!うどん店がGoogleビジネスプロフィールを活用するメリットは?」を参考にしてください。
2. 居酒屋
居酒屋はさまざまな日本食を一度に味わえるなどという理由で訪日外国人から人気といわれています。多くの居酒屋が乱立するからこそ、Googleビジネスプロフィールを使って魅力をアピールしましょう。
居酒屋のGoogleビジネスプロフィール活用術については、「居酒屋のGoogleビジネスプロフィール対策・前編【エキスパートに聞く!業種別GBP活用講座 vol.2】」をご覧ください。
3. ベーカリー
多くの種類をラインナップするベーカリーこそ、Googleビジネスプロフィールを使って他店と差別化したい業種のひとつです。
ベーカリーの具体的な活用術については「パン屋さんのGoogleビジネスプロフィール活用【エキスパートに聞く!業種別GBP活用講座 vol.3】」の記事が参考になります。
4. 美容室
ホットペッパービューティーアカデミーが外国人旅行者を対象に「外国人旅行者が日本で行ってみたい美容サロン」を調査したところ、18.8%が「ヘアサロン」と回答しています。
美容室もGoogleビジネスプロフィールを使うことで、インバウンド集客が期待できるといえます。
美容室の詳しいGoogleビジネスプロフィール活用術については、「美容室のGoogleビジネスプロフィール対策【エキスパートに聞く!業種別GBP活用講座Vol.1】」で紹介しています。
意外と知らないGoogleマップ用語3選
続いては、意外と知らないGoogleマップ用語3選を解説します。
1. タイムライン(ロケーション履歴)
タイムライン(ロケーション履歴)は、端末の位置情報を利用して滞在した場所を記録する機能です。
ビジネスグループでログインしてタイムライン(ロケーション履歴)を保存しておくと、移動ルートや訪問先などを後から確認する際に便利です。
※2024年のアップデートにより「ロケーション履歴」の名称は「タイムライン」に変更されています。
2. ローカルガイド
ローカルガイドは、Googleマップで口コミや写真を投稿したり、場所の追加や編集を行ったり、質問に回答したりするユーザーのことを指します。
ビジネスシーンで利用する場面はないかもしれませんが、Googleマップ上の口コミなど情報整備を行っているユーザーであるため、Googleビジネスプロフィールを活用している店舗などでは頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
3. ストリートビュー
ストリートビューは、店舗や施設の外観や内観などを、VR(バーチャルリアリティ)のように閲覧できる機能です。
その場所にいるかのような視点で見られるため、行きたいお店を探したり、施設周辺の様子を確認したりする時に便利です。また、Google マップ上に店舗情報を掲載しているのであれば、外観・内観をストリートビュー機能を使って訴求すると良いでしょう。
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<参照>
ホットペッパービューティーアカデミー:【前編】外国人旅行者の半数に利用意向あり!?日本の美容サロンの魅力とは?
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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