2025年4月に開幕する大阪・関西万博の期間中、日本版ライドシェアの運行エリアが大阪府内全域に拡大することになりました。
万博には国内外から多くの来訪者が見込まれるため、24時間稼働可能な状態とし、来訪者や住民の移動の足を確保します。
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日本版ライドシェア、万博期間中は大阪府全域に拡大
12月19日、国土交通省・大阪府・大阪市による「第2回万博開催期間中における日本版ライドシェア勉強会」が開催されました。
この会議で、大阪・関西万博の開催間中、日本版ライドシェアの運行エリアが大阪府内全域に拡大することが決定しました。
24時間稼働で「移動の足」確保
万博期間中は来場者などの移動需要の高まりが見込まれるため、大阪府と大阪市はこれまで、国に対し運行制限の見直しを求めていました。
12月19日に開催された大阪府・大阪市と国土交通省との会議で対応案の確認が行われ、2025年4月~10月の万博期間中は大阪府全域で24時間運行することが決定しました。
タクシーと日本版ライドシェアの相互連携により、来訪者や住民の移動の足を確保します。
1月末まで試験運行を実施
さらに会議での合意事項を受けて、2024年12月20日から2025年1月31日まで試験運行を行う予定となっています。
大阪府と大阪市、大阪タクシー協会、国土交通省で定期的に需給状況をモニタリングし、必要台数などを検討していくこととしています。
国土交通省の中野大臣は20日の会見で、万博の成功に向けて万博期間中の「移動の足」が円滑に確保されるよう、引き続き取り組んでいくとコメントしました。
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<参照>
国土交通省:中野大臣会見要旨(12月20日)
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