【速報】11月外国人宿泊数は1,469万 10月国別では米国が2位に浮上【観光庁 宿泊旅行統計 2024年10月・11月】

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観光庁は12月26日、宿泊旅行統計調査(2024年10月・第2次速報、2024年11月・第1次速報)を公表しました。11月の延べ宿泊者数は5,812万人泊で、前年同月比6.7%増となりました。

外国人宿泊者数は前月から113万人減の1,469万人泊(前年同月比22%増)となっています。

また10月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。

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11月の延べ宿泊者数は5,812万人泊、外国人は1,469万人泊

観光庁は、2024年11月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表し、11月の延べ宿泊者数は全体で5,812万人泊となりました。

外国人延べ宿泊者数は前月から113万人泊減した1,469万人泊でした。例年、11月の訪日外客数は10月より減少するため、同様の傾向を示しているといえます。

▲2023年〜2024年の訪日外国人延べ宿泊者数推移:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲2023年〜2024年の訪日外国人延べ宿泊者数推移:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

客室稼働率は全体で66.6%で、前年同月から3.6ポイント高まり、2019年同月比でも1.0ポイント高い結果となりました。

最も稼働率が高かったのはビジネスホテルで、81.4%となっています。

また、都道府県別の稼働率(10月)を見ると、大阪が82.9%と、全国で最も高い値でした。

10月の国籍別延べ宿泊者数、引き続き中国が1位

また10月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、9月に引き続き中国が1位となっています。上位5か国は、中国に続いて米国台湾韓国オーストラリアの順となりました。

米国は9月から60万人泊近く増加し、韓国台湾を抜いて2位に浮上しました。10月の訪日外客数においても、その月の過去最高を記録しており、直行便数の増加や祝日が影響していると考えられます。


▲国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2024年10月・第2次速報):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2024年10月・第2次速報):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

10月の地方部における外国人延べ宿泊者数、2019年同月比の約1.3倍

10月の外国人延べ宿泊者数を三大都市圏と地方部で比較すると、2019年同月比で三大都市圏が約1.7倍、地方部では約1.3倍になりました。

10月の外国人延べ宿泊者数における三大都市圏と地方部の割合は、68.8% / 31.2%となっており、前月の69.8% / 30.2%から地方部の割合が微増しました。

▲三大都市圏及び地方部における外国人延べ宿泊者数比較:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲三大都市圏及び地方部における外国人延べ宿泊者数比較:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

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<参照>

観光庁:宿泊旅行統計調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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