アゴダとは?掲載するメリットやデメリット、掲載時の注意点を解説

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Agodaアゴダ)とは、2005年にシンガポールで設立されたオンライン予約サイトです。現在では、世界200の国と地域で展開され、450万軒以上の施設が登録されています。

水際対策が緩和されて以降、多くの外国人旅行者が日本を訪れており、アゴダに施設を掲載することでインバウンド集客も期待できます。

この記事ではアゴダについて解説するとともに、アゴダに施設を掲載するメリットやデメリット、掲載時の注意点などを紹介します。

関連記事:Agoda(アゴダ)を使ったホテル集客方法とは?特徴や集客の際に工夫するポイントを解説

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アゴダとは

アゴダアジアを中心に世界中で展開するオンライン旅行予約サイトで、ホテル旅館はもちろん、民宿などさまざまな旅行商品が450万件以上も掲載されています。

2025年1月現在、200以上の国と地域で展開されていて、日本語を含む39言語で空室確認や即時予約が可能です。

アゴダの最大の特徴は「低料金」です。アゴダでは会員限定のサービスも充実しており、無料会員登録により会員限定の特別価格にて宿泊施設が予約可能になります。

また、「最低価格保証」を導入していて、他のオンライン旅行予約サイト上で同条件のより安い宿泊料金のプランがあれば、差額が返金されます。アゴダで予約完了後にほかの旅行サイトなどでアゴダよりも低料金のプランを発見した際に、所定の申請条件を満たすと申請手続きができます。

アゴダに掲載するメリット・デメリット

続いてはアゴダに掲載するメリットとデメリットを紹介します。

メリット1. 初期費用と掲載料が無料

アゴダでは成果報酬型を採用しているので、掲載にあたって初期費用や掲載料などはかかりません。アゴダを通じて予約が確定し、宿泊が実際に行われた場合にのみ、宿泊料金から手数料が差し引かれます。

また、メールや電話で問い合わせ可能な日本語のカスタマーサービスも用意されているため、不測の事態が生じた場合でも迅速に対応してもらえます。

メリット2. アジア圏に効果的にアプローチ

日本政府観光局JNTO)によると、2024年11月の訪日外客数の国別割合は韓国中国台湾アメリカ香港タイの順に多く、アジア圏からの来訪が突出しています。

アゴダシンガポール発のオンライン旅行予約サイトで、とくに東南アジアを中心にアジア地域で広く展開されています。

訪日数が多いアジア圏にターゲットを絞ってインバウンド集客する際、有効な手段のひとつといえます。

デメリット:利用客とのトラブルもあるが……

一方、アゴダを通して利用したユーザーからは、トラブルも報告されています。たとえば以下のケースが挙げられます。

  • キャンセル料が無料でなかった
  • (予約したはずの)宿泊が予約されていない
  • トラブルが生じた際のアゴダの対応が不誠実

しかし、こうした一連のトラブルはほかのオンライン旅行予約サイトでも度々報告されています。

例として、「キャンセル料無料」に関してはプラン内容によってキャンセルできる条件が異なるため、すべての場合において無料となるわけではありません。また「宿泊予約の不備」に関してはアゴダというよりは宿泊施設側の問題であることが多く、結果としてプラットフォームであるアゴダの評判が下がっているようです。

施設側としては、掲載情報を随時アップデートするなど、利用客に対して誤解を生まないような対応が必要となるでしょう。

アゴダに掲載するときに注意したいポイント

最後にアゴダに掲載するときに注意したいポイントを2つ紹介します。

トップにはアピールポイントとなる写真を掲載

アゴダでは、施設情報のトップページに写真を掲載できます。トップページは、宿泊施設を検索したユーザーがはじめに閲覧するページのため、ユーザーの興味や関心をひける写真を掲載することが大切です。

施設の雰囲気が訪問前のイメージと異なっていた場合、顧客満足度の低下やクレームにつながるおそれもあります。アゴダに施設を掲載する場合は、施設の雰囲気が適切に伝わるものを選ぶとよいでしょう。

施設情報を詳しく掲載

アゴダでは、施設情報のページに従業員が対応可能な言語やバリアフリー、インターネットに関する設備などを掲載できます。これらは特定のユーザー層のみが必要とするものですが、日本語が話せない訪日外国人や車いすの顧客にとっては必須要件です。

また、アクセスや周辺情報を掲載すれば、訪問する観光地の近くで施設を探しているユーザーにも訴求できます。

アゴダを使ってインバウンド集客を

アゴダアジア圏に強いオンライン旅行予約サイトのため、施設情報を掲載することでアジア圏への効率的なアプローチが可能です。

初期費用や掲載料は無料で、費用はユーザーからの予約が確定した場合にのみ手数料という形でかかるため、導入のハードルは比較的低めといえるでしょう。

アゴダに施設を掲載する方法については、「Agoda(アゴダ)の掲載料金は?メリット・デメリットをおさえ、集客力アップを図る!」の記事で詳しく紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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