アゴダ(Agoda)はシンガポールに本社を置くオンライン旅行予約サイトで、世界450万軒以上の宿泊施設が掲載されています。近年、日本には東南アジアからの旅行者が増えており、アゴダに宿泊施設を掲載することでインバウンド集客が期待できます。
本記事では、ホステルの集客にアゴダを利用するメリットを解説します。集客に効果的な施策も紹介しますので、インバウンド集客を検討しているホステル事業者は最後までご覧ください。
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ホステルがアゴダ(Agoda)を利用する3つのメリット
まずは、ホステルがアゴダを利用する3つのメリットについて詳しく解説します。
メリット1. アクセス・周辺スポット情報で立地の良さをアピールできる
アゴダでは、写真や基本情報を掲載できるだけでなく、アクセスや施設の周辺情報も詳細に掲載できます。
ホステルの利用者は、多くの場合、空港から公共交通機関を利用して移動します。土地勘のない海外からの観光客の場合、最寄駅から近ければ道に迷う心配もないため、アクセスや周辺スポット情報は、宿泊施設選びの重要なポイントになります。
立地の良いホステルや、観光名所周辺にあるホステルの場合、ユーザーにその強みをアピールしやすい点がアゴダのメリットのひとつといえます。
メリット2. 多言語の口コミでインバウンド集客が期待できる
アゴダの特徴のひとつは、実際に宿泊したユーザーの口コミが充実している点です。
アゴダでは、「設備の清潔さ」「ロケーション」「サービス」「設備」「お部屋の快適さ」「コスパ」と評価項目が細かく分かれており、それぞれの項目に対して細かくスコア化されています。
また、口コミも英語や韓国語、中国語など多言語で投稿されており、海外からの観光客に対して強くアピールできる点もメリットといえます。
メリット3. ルームタイプごとの写真掲載で雰囲気をイメージしやすい
とくに海外からの観光客の場合、写真など視覚に訴える情報のほうがアピール効果が高いため、利用者の増加につながりやすくなります。
アゴダ(Agoda)を活用しているホステルの事例2選
事例1. 部屋ごとの写真や設備の紹介で、室内の雰囲気をわかりやすくアピール
あるホステルは、室内写真を豊富に掲載しています。
ホステルの場合、とくに心配になるのが共有スペースの様子や、ベッドの並び、そしてセキュリティーの面から鍵付きで荷物を収納できるスペースがあるのかといった点です。
宿泊客の懸念点となる箇所を写真でチェックできるようにすることで、下見をする感覚で部屋の様子を閲覧でき、安心感を与えられます。
事例2. 詳細なプロフィール掲載で、情報収集を簡単に
また別のホステルの掲載ページで目を引くのが、施設に関する詳細な情報が掲載されている点です。
空港からの距離、施設の内容といった基本情報だけではなく、最寄りのATMやコンビニの距離まで事こまかに掲載されています。
それらの情報が全てトップページに集約されているので、それぞれの情報をチェックするためにわざわざ他のページに移動する必要がなく、施設の検索から設備のチェック、そして予約まですべてをアゴダで完結させることができます。
ホステル集客に効果的な2つの施策
最後に、Agodaなどのオンライン宿泊予約サイト以外に、ホステル集客に効果的な2つの集客施策を紹介します。
施策1. Googleビジネスプロフィールの活用
Googleビジネスプロフィールは無料で利用可能なビジネス用ツールです。店舗や施設はGoogleビジネスプロフィールにオーナー登録することで、Googleの検索結果やGoogleマップに表示される自社の情報を管理して更新できます。
Googleマップは世界中で20億人が使用しているといわれていて、日本を訪れる外国人もGoogleマップを使って宿泊施設を探すなどしています。
Googleビジネスプロフィールについて、詳しくは「Googleビジネスプロフィールとは?インバウンド客を集客する方法やメリット、注意点など」の記事で紹介しています。
施策2. ターゲットに合わせたSNSを利用して宣伝を行う
InstagramやX(Twitter)、FacebookのようなSNSを利用したマーケティングも実施したい施策のひとつです。
SNSを活用して効果的なマーケティングを行うためには、それぞれのSNSの特徴を把握し、さらに自施設のメインターゲットとなる客層に合わせたSNSを選択することが大切です。
たとえば、ビーチの美しさが自慢の観光エリアにあるホステルなら、写真でアピールできるInstagramが有効となるでしょう。
関連記事:外国人はどんなSNSを使っている? ユーザー数ランキングと注意点について
ホステルでもアゴダを活用し、インバウンド集客を
アゴダはシンガポール発のオンライン旅行予約サイトです。アジア圏において知名度も高く、アゴダへホステルの情報を登録することでインバウンド集客が期待できます。
施設ページに情報を掲載するなど、基本的なツールは無料で利用できます。「インバウンド客を増やしたい」「費用をかけずに集客したい」というホステルは、アゴダに自施設を掲載するのも選択肢のひとつといえます。
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