名古屋鉄道は、名古屋駅近辺で荷物を預けて目的地の空港で受け取る「オフエアポート・チェックイン」の実証実験を実施します。
旅客と手荷物の輸送を分離することで、列車の混雑緩和や、手ぶら観光による広域観光周遊の利便性向上を目指します。
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名鉄、「オフエアポート・チェックイン」の実証実験を実施
名古屋鉄道株式会社は12月19日、中部国際空港株式会社と協力して、「オフエアポート・チェックイン」の実証実験を行うと発表しました。
名古屋駅近辺で荷物を預け、海外の空港で受け取り
「オフエアポート・チェックイン」では、利用客の手荷物を名鉄名古屋駅に近接する名鉄商店で預かり、搭乗予定の航空便に積み込み、目的地の空港まで直送します。手荷物配送料は、規定サイズのスーツケース1個分の料金で3,000円です。
実証実験は中部国際空港株式会社と協力し、国際線出発便を対象として、2025年1月11日~17日の7日間行われます。

同社によるオフエアポート・チェックインの実証実験は、2024年2月に国内線で実施して以来、2回目となります。
国際線が対象となる今回は、よりインバウンドの動きを想定した内容となるほか、臨時の専用列車を使わない、貨客混載の取り組みとしても検証を行います。
列車の混雑緩和や、広域観光の利便性向上に期待
オフエアポート・チェックインの実証実験は、観光庁の「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」に採択されています。
旅客と手荷物の輸送を分離することで、空港アクセス列車の混雑緩和を図り、オーバーツーリズムの未然防止・抑止を目指します。
さらに、手ぶら観光による広域観光周遊の利便性向上と、観光消費の拡大にもつながることが期待されます。
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名古屋鉄道株式会社:オフエアポート・チェックインの実証実験を実施します
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