JR東日本、岩手県小岩井農場に高付加価値型ホテル開業へ 「空飛ぶクルマ」の活用も

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東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は2月4日、高付加価値ホテル「AZUMA FARM KOIWAI」を2026年春に開業することを発表しました。

これは同社が進める、宿泊施設を基点とした新たな価値創造事業を展開するための取り組みの1つ。今後、「AZUMA FARM KOIWAI」をモデルとして、国内のほかのエリアでの展開も見据えているとしています。

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「ファームライフ」を体験できるリゾートブランド

▲「AZUMA FARM KOIWAI」の位置図・配置図:同社発表資料より
▲「AZUMA FARM KOIWAI」の位置図・配置図:同社発表資料より

同社は、1月に世界的ホテリエのAdrian Zecha氏が率いる株式会社Azumi Japanと連携し、新しいホテルブランド「AZUMA FARM」を立ち上げました。2026年春には岩手県小岩井農場に「AZUMA FARM KOIWAI」を開業します。

「AZUMA FARM」は、東方の地を表す言葉「東(アズマ)」に由来しており、食や農などファームライフを体験できる新たなリゾートブランドです。

また、小岩井農場に開業するホテル「AZUMA FARM KOIWAI」のコンセプトは、「A Down To Earth Farm Stay(大地を感じるファームステイ)」。自然と人の営みが調和する豊かな時間を過ごせるホテルとなっています。

自然・食・産業・伝統などの地域の魅力を提供し、体験価値を創造

▲空飛ぶクルマの飛行可能範囲(イメージ):同社発表資料より
▲空飛ぶクルマの飛行可能範囲(イメージ):同社発表資料より

ホテルは、単に泊まるための場所ではなく、地域の独自性を感じられ、旅行者の個別のニーズや価値観に合わせた体験型の宿泊施設となっており、新たな価値提供を目指しています。

また、新ホテルの開業にともない、宿泊客が自然や食、産業、伝統など、地域の様々な魅力を体験できるよう、周辺エリアや東北各地などとの連携も行っています。

加えて、新しいモビリティ体験として、「空飛ぶクルマ」を活用した送迎や周辺エリアの観光ツアーの実施も検討しているということです。

関連記事:「インバウンド 高付加価値への挑戦」地方誘客の課題と切り札とは?TRAIN SUITE 四季島の事例も

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<参照>

東日本旅客鉄道株式会社:宿泊施設を基点とした「新たな日本の価値創出」~高付加価値型ホテル「AZUMA FARM KOIWAI」が2026年春に岩手県小岩井農場に開業~

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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